小さな診療所１７ (ページ7)

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検査入院からの大腸カメラ１ページ7

主人公は高校２年生です。
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清水Ｓｉｄｅ

「Aどうや？」

A「帰りたい・・・・」

「まぁまぁ、もう少し頑張ろうや？」

急な腹痛と下痢で検査入院中のA。珍しく自分から診療所に来たけど、診察やエコーしても原因はわからず・・・・福澤に紹介状を書いたけど、消化器の分野やな。これは。

一応ＣＴともう１回腹部エコーするらしい・・・・

で、不機嫌なA。笑

福「おなか、どう？」

A「治ったから帰りたい・・・・」

いやいや・・・・治ってないやろ！笑

福「俺は看護師さんからまだ、便の状態よくないって聞いたんやけどなぁ・・・・」

俺も美嘉さんからそう聞いたんやけどな・・・・

A「・・・・・」

図星か。笑

福「もう少し頑張ろうな？じゃあ、おなか診るで？」

福澤は軽く診察した後、俺を廊下に呼んだ。

福「ＣＴもエコーも異常ないから大腸カメラやりたいんだけど・・・・消化器の先生にコンサルしないと・・・・」

俺もうすうす感じてた・・・・でもそれがないことを願ってた。

「誰先生になるん？」

福「星野だと思う。」

星野って苗字は２人いる。救命の星野源先生ともう一人消化器内科の星野秀知がいる。俺らの後輩。こいつは優しいし子供もいるからAのペースに合わせてくれると思う。

「まぁ、星野なら安心やな。まずはAの説得やな。」

福「そうやな。俺からAちゃんに話すから、清水はフォローお願い。」

「わかった！！」

まずはそこやな！何でもありませんように！