キャンバス (ページ10)

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続き

鶴瓶「お母さんが「Aは薙刀の地方大会でも何回か優勝しとったし、このまま薙刀続けるんかなって思ってた」って言うとったで」

『へえ～～～』

「そうですねえ、わたしもそのつもりだったんですけど…。ありがたい話です」
鶴瓶「いつからやってたん？」
「小学校2年か3年ぐらいから始めて、高校を卒業するまでやってました」
鶴瓶「きっかけは何やったん？」
「人と違うことをやりたいなって。ピアノも3年ぐらい習ってたんですけど、周りの子でピアノやってる友達が多くって。じゃあ何だったら誰もやってないだろう？って考えた結果薙刀になりました」
鶴瓶「ちょっと素振りしてもらいましょか」
スタジオの端から柄の赤い薙刀を運んでくるスタッフ。

「あれ？あの赤い薙刀わたしのですよね？実家から！？すごい！」
emma「近くで見るとすごい大きいですね！」
鶴瓶「お母さんが貸し出してくれてん。スタッフよう持ってきたわ(笑)」

「持ち方なんですけど、ここを両手で開いてこう持って、素振りは肩まで足を開いて、こうやって薙ぐ感じです、」
『おお～～～～！！』
「上からこうやって、斜め下からこう掃って、上から斜めに掃います！で、ぐるっと回って相手を振り返る！」
(その後数分無言で薙刀を振るA)
鶴瓶「すごいすごい、殺陣見てるみたいやな！」

『(拍手)』

「ありがとうございます～！久しぶりに持つと手にしっくり馴染みました」
emma「もう薙刀は続けないんですか？」
「今日でまたやりたくなっちゃいましたね～(笑)」
鶴瓶「そういえばAちゃん、薙刀の映画の監督みたいなんしとったんやろ？」

『へえ～～～』

「監督、ではないんですけど(笑) 乃木坂46さんが出演していた『あさひなぐ』っていう舞台があって、ちゃんとプロでご指導される方がいらっしゃったんですけど、わたしも多少ご指導にさせていただいて。ありがたくエンドロールにも名前を載せていただいてしまいました」
(指導中のAと出演者たちの写真が表示される)
鶴瓶「三段や言うてたもんなあ。ほんまに何でもできる子やで」
「いやいや、ありがとうございます」

『(拍手)』

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