３つ子の日常～１～ (ページ29)

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緑side

舘さんと佐久間？の料理ができた頃、３人が降りてきた。

紫「せっかく来てくれたのにごめんな。慌ただしくて。」

白「大丈夫だよ！」

緑「康二、大丈夫だった？」

紫「康二……？」

黒「自分から呼び捨てが良いって言ってくれたから、みんな康二呼びになったんすよ。」

紫「あぁ。そういう事ね。」

青「ちゃんと伝えられたんだ。」

橙「ﾝﾝｯ……ﾁｭｯ………ｽｰｽｰ」

翔太の腕の中にいる康二は、昨日見たままだった。
昼間とは全然違う。

黄「まだまだ聞きたいことはあるけど、まずはご飯だな。」

桃「お腹減ったぁー！！」

紫「何作ってくれたの？」

赤「鍋にしたよ。みんな食べやすいでしょ。」

青「マジ涼太だわ！」

緑「幼なじみ、尊い……。」

黒「阿部ちゃーん？ご飯食べるよ？」

はっ。ごめん。ちょっと尊さにやられてました。

もちろん翔太は康二を抱っこしたまま席について、楽しく賑やかな夜ご飯が始まった。

青「うわっ！」

桃「出た。なんかいっつも撃たれてるよね。」

緑「でも、そうやってると本当、翔太も子供だよね。」

赤「康二を抱っこしてるのが、あの翔太ねぇ。」

青「どういう意味だよ。」

黒「学生時代の俺らが見たら２人が違いすぎて疑うレベルっすよ。」

紫「俺は変わってねぇだろ。」

黄「いやいや。どの口が言ってんだよ。」

白「卒業した後も学校中の噂になってたからね。」