３つ子の日常～１～ (ページ28)

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紫side

青「ほら。次は康二の番だぞ。」

橙「ゃっ、、」

紫「なにが嫌？お着替え手伝ってあげるよ。」

橙「んぅ……。ﾁｭｯ……ﾁｭｯ…」

どうしたものかと、康二を見れば違和感に気付いた。

紫「ねぇ。今日トイレ行った？」

橙「ﾝｯ……ｸﾞｽｯ……ないない、、の」

紫「だよな。なんで我慢してんだよ。ほら、行こ。」

いつもとは違う下腹部の膨らみに、もしかしてって聞いてみればまさかの正解だった。

青「マジで？なんで行ってねぇの？」

橙「ゃ、、ｸﾞｽｯ、、、だっ、て、ｸﾞｽｯ」

青「ごめんごめん。別に怒ってないからな。ちょっと気になっただけ。このまま行こっか。」

橙「ｸﾞｽｯ、いかな、のぉ、、、ﾁｭｯ、ﾁｭ」

翔太が抱っこのまま連れて行こうとしたら、それも嫌らしい。

紫「こぉじはどうしたい？このままだとしんどくなっちゃうよ。」

橙「んぅ、、ﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟ、、、」

青「１回、おてて出そっか。しょーちゃんに教えてほしいな。」

橙「……ｸﾞｽｯ…。」

泣いてるだけで答えてくれないけど、目線は確実にどこかを見ている。

翔太と２人、康二の目線の先を見れば言いたい事が分かった。

紫「今日はオムツにしとこっか。」

橙「んっ！」

ようやく伝わった事が嬉しいのか、やっと笑顔が見れた。

青「はい。じゃあゴロンしてくださーい。」

橙「んふふっ。はぁーい！」

元気よく返事をして、ようやく抱っこから降りた。

ちゃちゃっと服を着せて、起こしてあげる。

橙「あーとぉ！」

紫「どういたしまして。んじゃ下行くかぁ。」

橙「んぅ……ﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟ………こーちゃ、ねんね。」

青「寝てても良いよ。」

翔太が抱き上げて、少し揺らせばすぐに眠りについた。

橙「ﾝｯ……ﾁｭｰ…ﾁｭｯ……」