愛されたい症候群

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黒side



そこからはすぐに家に帰って、ふっかさんの部屋に寝かせた。


よっぽど心配な様子で落ち着かない、ふっかさんが部屋をウロウロしてたかと思えば、すぐに向井くんの様子を見に行った。


それから１５分程してリビングに戻ってきたふっかさんが突然宣言した。



紫「俺、向井くんと一緒に住むわ。もし反対する人が１人でも居るなら、この家から出ていく。」



ん？


意味が分からない。


翔太くんの言葉を借りるならパニックパニック。



黄「ふっか？ちょっと落ち着いて。」

紫「俺は落ち着いてるよ。」

黒「よく知らない人と一緒に住むんすか？」

紫「そういう事だな。」

桃「なんで？」

紫「んー？なんか、ほっとけないんだよ。それに可愛くない？」

青「意味分かんねぇ。」

赤「その可愛いは恋愛ってこと？」

紫「いや、そうじゃなくて、なんかこう……母性本能をくすぐられるみたいな？」





白「一緒に住む住まないなんて、今すぐには決めれないよ。ちょっと時間が欲しいかな。」

緑「それでもいい？」

紫「分かった。みんなが決めるまで待つから。」

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