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紫side
紫「康二っ！？」
白「えっ？なに？どうしたの？」
黒「そんな慌てて何してんすか？」
そこに居たのは康二…………ではなくて、めめとラウだった。
紫「なぁ！康二見てねぇ？！」
黒「いや、見てないっすけど？居ないんすか？」
紫「ちょっと離れてる間に居なくなったんだよ！！」
白「どういうこと？」
紫「俺にも分かんねぇよ！！なんで居ねぇんだ！」
赤「こんなとこで何してんの？」
緑「外まで声響いてたんだけど。」
青「なんで玄関に突っ立ってんだよ。」
桃「佐久間、ただいま帰りましたー！！」
黄「佐久間うるせぇ。」
俺がパニックになってる間に、全員帰ってきたらしい。
紫「康二が居ないんだって！」
青「は？なんで？」
白「ちょっと離れてた隙に飛び出したみたいで。」
桃「えぇー！せっかく良いニュース伝えようと思ってたのに！！」
紫「なに？」
緑「俺たちも考えをまとめて、康二と一緒に住もうって決めたの。」
黄「なのに帰ってきたら居ませんでしたって。」
赤「どこ行ったんだろうね？」
黒「とりあえず、一緒に住むって事なら、探しに行くべきでしょ。」
青「だよな。」
黄「よし！行くぞ！ほら、ふっかも。」
知らない間に俺を抜きにして話が進んでいたみたいで、康二を探しに行く事になった。
でも、探すってどこをだよ。
今の精神状態からして、そんなに遠くには行けないはず。
そんな時にふと、思い出した。
康二が来て３日目くらいの頃、１日中ベランダから見える海を眺めてたこと。
紫「自信ないけど、海にいる気がする。」
その言葉でみんな一斉に走り出した。
自信なんてなかったけど、ふっかが言うなら間違いないだろってみんなが言ってくれたから。
お願いだから居てくれって願いながら着いた海岸。
夕日のオレンジに染まった康二が居た。
紫「康二ー！！」
名前を呼んでも振り向いてはくれない。
けど、反応した事は見て分かったから言葉を続ける。
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スノードロップ(プロフ) - R.Y kanoさん» コメントありがとうございます！短編集も作ったので、ぜひお暇があれば見に来てみて下さい！ (2021年1月4日 23時) (
レス) id: cb6f131ade (このIDを非表示/違反報告)
R.Y kano(プロフ) - お話とても面白かったです！ぜひ短編も読みたいです！ (2021年1月4日 1時) (レス) id: e28c2c390a (このIDを非表示/違反報告)
スノードロップ(プロフ) - むむむさん» コメント＆リクエストありがとうございます！ぜひ！書かせていただきますので、更新を楽しみに待っていて頂ければなと思います！ (2021年1月4日 1時) (レス) id: cb6f131ade (このIDを非表示/違反報告)
スノードロップ(プロフ) - ジーナさん» コメント＆リクエストありがとうございます！ご希望にお応えできる物が書けるか分かりませんが、更新されるのを楽しみに待って頂けると嬉しいです！ (2021年1月4日 1時) (レス) id: cb6f131ade (このIDを非表示/違反報告)
スノードロップ(プロフ) - Miitoさん» コメントありがとうございます！短編集、作ったのでお暇なときにでも、ぜひ見てやって下さい！ (2021年1月4日 1時) (レス) id: cb6f131ade (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スノードロップ | 作成日時：2021年1月2日 4時
