28 ジョンハンside ページ28
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JH「はい、これで大丈夫だと思う。」
人の傷の手当てなんかした事ない割には、
綺麗に出来たと自画自賛。
「ありがとうハニ」
JH「どういたしまして。じゃあ寝よっか」
「うん、」
それぞれお互いの部屋へ戻って行く。
結局、今のところは何もわからないまま、何も聞けてないけど、
時間が経てば分かる。
そう思いながらベッドへ身を沈める。
が、目がパッチリしたまま眠れる気配がなく、1時間がすぎた。
水でも飲もうと思い、体を起こしてキッチンへ。
JH「ん、？」
「あ、」
そこには先に水を飲んでいるAがいた。
「起きてたんだ」
JH「Aこそ。」
「......眠れなくて、」
JH「.....大丈夫か」
泣きそうな顔を浮かべて顔を伏せる。
JH「俺Aの泣いてるところばっか見てる気がする」
「ごめ、っ」
JH「ツラいよな」
Aは素直にうなずいた。
JH「今日1人で寝れんの」
「.....寝れる。」
俺はいつのまにかAの嘘を見破れるようになったみたいだ。
いつも我慢する時、嘘をつく時に下唇を噛み締める。
コップに水を注いでひと口飲み切ると、
俺はAの手を引いて自分の部屋へ向かう。
「ちょっとハニ、？」
JH「何もしない。」
「え？」
JH「絶対何もしないから、今日は一緒に寝るぞ」
「ハニ、私は大丈夫だから」
JH「俺には大丈夫そうに見えないけど。」
そういうと素直に手を引かれ着いてくるA。
そんな弱々しいAを見て、
Aを苦しめる全てのものが、この世から消え去ってほしい。
そう願った。
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だんご(プロフ) - 続きが楽しみでとっても面白いと思います！更新頑張ってください！ (2020年4月8日 18時) (
レス) id: 548ecc7ae8 (このIDを非表示/違反報告)
ぶーちゃん - 続きが気になって仕方ないです！！投稿を楽しみにしてます！！ (2020年3月28日 16時) (レス) id: fcec8d9240 (このIDを非表示/違反報告)
アイコ(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2020年3月28日 13時) (レス) id: da9bb9329a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ホシの女 | 作成日時：2020年3月26日 21時
