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33.久々 ページ33

あの後保健室の先生が戻ってきて、



私は一旦家に帰ることに。









あれ、今家には誰もいないはずだけど…。













「迎え大丈夫か?


誰もいないならばあやでも呼ぶぞ。」




「どうなんだろ、


保健室の先生が連絡してくれたらしいけど…。






でもばあやさんは呼ばなくて良いからね。」










玲王に鞄を持ってきてもらい、



外で迎えとやらを待っている。








「病院行ったら、


ちゃんと連絡するんだからな。

明日は朝迎えに行くから。」






「いや、そんなに迷惑かけられないって。」





「ばーか。1人で来るつもりだろ。

それは俺が許さない。





しかも学校自体、明日までだろ。」










そっか、明日で一学期終わるのか。











 




「あ、なんか迎え来たっぽくね?」



「…?」










玲王が見ている方を向けば、



懐かしい顔が。














「…えっ…!?」




「Aちゃん!久しぶり〜!」













千切のお母さんではないか。








「は、なんで!?」




「まぁまぁ、後で説明するから


取り敢えず病院行くわよ!」







私の荷物を肩にかけ、



後ろを向いてしゃがんでくれる。








いや、絶対にその背中に乗ってはならん。




確実におばさんが潰れる。








「お車まで俺が運びますよ。」




「あら、それは助かるわ〜!

ありがとうね。」







ヒョイっと玲王に横抱きされ、


千切ママの車に連れて行かれる。















「そんじゃA、お大事にな。



病院終わったら連絡しろよ?」




「分かった分かった。


今日はありがとう。また明日ね。」






微笑みながらお礼を言うと、



玲王も優しい表情で

私の頭を優しく撫でた。



















「Aちゃん、彼氏?」



「へっ!?」








運転席から『彼氏』とか言うセリフが聞こえて、


思わず大きな声がでてしまった。






「か、彼氏なんかじゃ…!」



「そうなの〜?とっても男前だったけど。」



「ぐぬぬ、確かにそれは認めるけども…。」







鏡越しにニヤニヤしてる千切ママが見えてしまった。







「と、とにかく!


おばさんはなんでここに!?」









もう話を変えることしか思いつかず。









「あぁ、旅行みたいなものよ♪

中々会いに行けなかったし。」

34.病院→←32.優しい人



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設定タグ:ブルーロック , 御影玲王 , 千切豹馬,凪誠士郎   
作品ジャンル:恋愛
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照山紅葉(プロフ) - まむさん» コメントありがとうございます!めっちゃ嬉しいです!今後とも宜しくお願いします〜! (1月18日 7時) (レス) id: 4eedfa653b (このIDを非表示/違反報告)
まむ - 玲王くん、それはな、嫉妬って言うんや。ほんっとうにこの話大好き愛してます (1月17日 22時) (レス) @page15 id: 92ead78b3b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:照山紅葉 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年12月31日 15時

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