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か「はい。ビール」
店員さんも入らないように
気遣いしてくださったんだ。
素敵な笑顔を見て
自然と貴久を思い出していた。
おつかれさま
の一言が心に染みる。
か「ごめん。ストレートに聞くけど、
まっすーと別れた？」
本当にストレートだな…
話そうか迷っていると
か「ここだけの話、今日まっすーと一緒だったんだけど…」
加藤さんが言うには元気がなかったらしい。
それで私も同じ様子に見えたらしい。
よく周りを見てるんだ。
それに察しが良すぎ。。
か「無理には話さなくていいよ。
ただ、心配なだけ。
ほら、ビール緩くなっちゃうよ！」
人見知りの加藤さんが頑張っているのが
伝わってくる。
そして、全てを話した。
なんだか、話して大丈夫な気がしたから。
加藤さんはただ、ただ、
聴いてくれた。
「仕事に影響させてしまってすみません。」
か「そっか。辛かったね。
早く気づけば助けられたのに」
「いえ。
これは、私ひとりの問題なので。」
そう、私が弱かっただけ。
「離れてから気づくことがたくさんあって…
家ってこんなにも寒かったかな。。とか
貴久の笑顔にこんなに助けられたんだ。。とか
それだけ、存在は大きかったんだな。って」
か「俺がその気持ち忘れさせてあげるよ」
え？
「なに言ってるんですか！
弱ってるからって騙されませんよ！」
か「冗談！笑
やっと笑ってくれて、良かった！」
私、笑えてなかったんだ。
もし仮に
また素敵な人と出会えたとしても
この感覚は戻らなくて、越えられないだろう。
でもね、それでいいんだ。
また、新しい空気を作っていくから。
「話を聞いてもらって
ごちそうにまでなってしまって…」
か「いいの。
俺が誘ったんだから！」
「ありがとうございました。
では、おやすみなさい。」
…
か「Aちゃん！
本当に悔いない？」
え。。。
か「他人の俺が口挟むのは
違うかもしれないけど
さっき、これは私ひとりの問題なのでって
言ったけど違うと思うんだ。
これはAちゃんと、まっすー
ふたりの問題でしょ。
どんな答えであっても、
ちゃんと話して決めないといけないことだと思う。
俺だけじゃなくて、
まっすーもそう思ってると思うよ。
じゃ、気をつけてね」
そう言って紙切れ1枚渡され
帰っていった。
続く (更新停止中)
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きいろ(プロフ) - ラークさん» コメントありがとうございます。また、読んで頂きありがとうございます！コメントを頂くと読んで頂けてるんだなって実感できて、元気を貰えます！私も最後をどのようにしようか悩み中なので、参考にさせて頂きます！今後も宜しくお願いします！ (2017年11月5日 17時) (
レス) id: 104a1e23a1 (このIDを非表示/違反報告)
ラーク(プロフ) - 楽しみに読まさせてもらっています。ハッピーエンドで終わって欲しいです！ (2017年11月3日 18時) (レス) id: dea595f6c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きいろ | 作成日時：2017年7月10日 3時
