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〜増田side〜
あれから電話をしても出ない。
それどころか
“こちらの電話番号は只今、
使われておりません。”
LINEだってブロックされてる…
Aらしいな。
徹底してる。
今、どこにいるのだろうか
ちゃんと笑ってるかな
ちゃんとご飯食べてるかな
なんて、親みたいな心配して…
…
明日…職場に行って…みようかな…
ストーカーみたいだけど
…
…
来てみたもののいくら待っていても
現れることはなかった。
そして、
俺たちは
本当に終わってしまったのだと
頭に言い聞かせられたているようだ。
なんだろう…
悲しい
悔しい
なのに、涙が一滴も出なかった。
監督「増田くん！いいね〜！
ちゃんと感情が伝わってくるよ〜」
タイミングがいいのか
新曲が別れの曲で
現実と重なって
演技なんてしなくても
自然と表現していた。
私用を仕事に影響させてる時点で
俺は最悪だ。
A。。
どこにいるの…
〜Aside〜
無事に家も決まり
私の夢のような生活は終わりをつげた。
あれだけ、悲しかったのに
離れてみると
思っていたよりも冷静な自分に驚きつつ
少し安心した。
本当、自分勝手だ。
？『A…ちゃん…だよね…？』
え…
「か、加藤さん！！」
なんでこんなところに？？
か「ちょっと声が大きいかな…汗」
「す、すみません！」
声を掛けられたと思ったら
まさかの、あの加藤さん！本物！
か「急に声かけてごめんね！」
「いえいえ！
覚えててくださったんですね。」
会うのはあの日以来だよね
か「そりゃあ、覚えてるよ！
だってね〜！笑
でも、こんな時間にこんなところでどうしたの？
心配してない？」
心配…？？？
あ〜そういうことか
まだ知らないんだ…
これは誤魔化すべきか
正直に言うべきか
「いや〜ちょっと…」
か「そっか〜。
ね、少し時間ある？」
何かを察したであろう加藤さんと
話すことに…。
か「ごめんね！
こんな店しか知らなくて
何飲む？？」
十分におしゃれで
さらに高そう…
店員「おい！こんな店はないだろ！
常連のくせに！」
知り合いのお店なんだ
「じゃあ、ビールで…！」
ビール２つ！お願いしまーす！
という加藤さんは素敵な笑顔だった。
ﾄﾝｯ
そこにはティッシュが。
え。
自分では気がつかなかった
か「トイレいってくるわ」
涙を流していた。
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きいろ(プロフ) - ラークさん» コメントありがとうございます。また、読んで頂きありがとうございます！コメントを頂くと読んで頂けてるんだなって実感できて、元気を貰えます！私も最後をどのようにしようか悩み中なので、参考にさせて頂きます！今後も宜しくお願いします！ (2017年11月5日 17時) (
レス) id: 104a1e23a1 (このIDを非表示/違反報告)
ラーク(プロフ) - 楽しみに読まさせてもらっています。ハッピーエンドで終わって欲しいです！ (2017年11月3日 18時) (レス) id: dea595f6c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きいろ | 作成日時：2017年7月10日 3時
