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「もし…もし？」
電話した。
り「A？どうした？」
この声聞きたくない…
自分から電話したのに…
「あ…」
り「どうしたの？
A、なんか変だよ(笑)」
それはあなたのせい。
そう叫びたい。
でも、まだ確かではない。
「今から会える？ご飯いこ！」
り「あ〜。いいよ！」
こんな時間の誘いは断られると思ったのにな…
笑えるかな
何か言われるのかな
不安で押しつぶされそうになる
・
・
り「おつかれ〜」
なるべくいつも通りに
いつも通りに…
そう、自分に言い聞かせて
ご飯を食べる。
…
りこからふってきた会話から
本題に踏み込む。
り「A、最近いいことあったでしょ〜？
なんか、幸せオーラが出てるよ！」
そうだよ。幸せだよ。
この事がなければ。
「そうかな？何も変わらないよ！
それより、りこ彼氏できたでしょ？」
でも、何も変わりがない事を話してくる。
り「いや〜いないよ？(笑)」
彼氏じゃなくても
あの男といたのは絶対に…
「そう？実はさ、見ちゃったんだよね！」
何を？なんて誤魔化す。
「さっき、りこの事を誘おうとしたら
男の人といるところ！
でも、バイバイした感じだったから
お誘いの電話しちゃった！」
り「え？さっき？
あ〜。友達に会ったわ！
なんか、この前遊んだ時に忘れ物してさ〜」
りこは懸命に表情を変えずに話した。
でも…
見すごさなかったよ。
私が話した時に飲んでいたビールを
体をビクッとさせて一瞬止まったところを。
「友達なの〜？？」
り「そうだって！」
「ふ〜ん。」
と、ビールを一口飲むと
り「ねー。どうしたの？
らしくないし、流石に親友でも
しつこいとムカつくんだけど。」
段々と怒りが溜まり
表情が変わってきた。
こうなると、りこは落ち着く事がなくて
さらに増していく性格。
だから、いつもはここでやめる。
…
でも…今日はやめないよ。
「親友にも言えない事なんだ。」
その一言でりこの怒りの袋が爆発した。
り「ねぇ。何？
今日のAうざいんだけど。
…
…
あんたこそ、
こそこそしてムカつくんだよ。」
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きいろ(プロフ) - ラークさん» コメントありがとうございます。また、読んで頂きありがとうございます！コメントを頂くと読んで頂けてるんだなって実感できて、元気を貰えます！私も最後をどのようにしようか悩み中なので、参考にさせて頂きます！今後も宜しくお願いします！ (2017年11月5日 17時) (
レス) id: 104a1e23a1 (このIDを非表示/違反報告)
ラーク(プロフ) - 楽しみに読まさせてもらっています。ハッピーエンドで終わって欲しいです！ (2017年11月3日 18時) (レス) id: dea595f6c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きいろ | 作成日時：2017年7月10日 3時
