BT63.4 ページ15
ただ、
それと同時に左側の火傷が醜く、
体にも、
今まで包帯で隠してきたが火傷跡が大量にある。
逆に小さい小一の手がここまで大きく触れる事に驚いた。
傷は大きくなる事なんてない。
そう考えたらあの時ほぼ私の全身に火傷負わされたんだな…
そういや一度皮膚と言うか肉を叩っ切って再生したとき綺麗な皮膚なるかなーとやった事があるが逆に歪になったから止めた。
そういや左側の火傷は轟思い出すな…
家出た後、
なんだかんだ轟にとんでもなく世話になったし今度お礼しとこう。
と言うかそろそろ寝ないとな…
色々考え、
新たな我が家(笑)に来たのがすでに日付を跨ぎ、
その後裁縫やらなんやらしてもう朝日昇りそう。
さすがの相澤先生も鬼ではないらしく、
今日は心の整理と睡眠欲を消しとけって言われたから一日中寝るつもり。
二ヶ月間、
見慣れた部屋じゃないところで寝てたからあんまりよく眠れなかった。
なんか結局起きるの明日(既に日を跨でるため)ってオチになるきがする…
■■■
ならかった。
普通に4時寝て11時起きた。
7時間睡眠。
私にしては良く眠った。
ちなみに平均睡眠4〜5時間。
起きてもすることないしとりあいずベッドに腰掛けぽけーと天井見てた。
そしてお姉ちゃんのお墓参り行かなきゃと謎の使命感にかられ軽くご飯を食べ花と線香、
ついでにマッチでも買っていこうと財布を鞄に入れ部屋を出る。
改めて見ると結構凝った作りになってる。
そういや勝手に外出するなとか怒られそうだし
かといって外出許可取るため話す人もいないから監視カメラに
『外出。
夜には帰ると思うよ』
と書いたメモを貼ってきた。
■■■
電車に揺られ、
幼い頃の二人との思い出に満ちた草原についた。
ちなみに花買った時お店の人に火傷跡超気味悪がられた。
失礼。
「？」
私しか知らないお姉ちゃんの簡易お墓。
そこの地面に一通の手紙が風に飛ばされないように石の重りがつけられていた。
雨の染みとかはないからわりと新しいものだとは簡単に予想がついたが手紙には
『雪希へ』
と表に書かれており、
裏には
『杠七稔より』
とお姉ちゃんの字が。
なんで？
もしお姉ちゃんが生前書いたとすれば雨風さらされ読めるものでもない。
ましてや雨の染みすらないなんてあり得ない事。
一応私宛だから封を切り、
中に入っている一枚の手紙を読む。
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シーカラ - 面白いです！更新頑張ってください！ (2017年9月10日 13時) (
レス) id: 55dd47db07 (このIDを非表示/違反報告)
祠妙 - あ、子供でも、マンガ家ってできますよ。私7歳でしています。自慢みたいですみません。でも、子供でも、大人のように、小説とか漫画書いてる子供いますからね〜 (2017年8月15日 16時) (レス) id: 7a2183a788 (このIDを非表示/違反報告)
果薈 藍華 - ミィさん» 本当ですか？！すみません！すぐ直します！！！ (2017年8月5日 23時) (レス) id: 9953dd2063 (このIDを非表示/違反報告)
ミィ - BT72.6のおまけで夢主の『そういう発想が子供なんだよ。』が『そういう発送が子供なんだよ。』になってます!! (2017年8月3日 21時) (レス) id: 990708d06f (このIDを非表示/違反報告)
ユリ - いい小説でとてもいいと思います。これからも応援してます!! (2017年7月21日 22時) (レス) id: 6a5857982a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：果薈 藍華 | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/1SNreVwZYgzgjKl
作成日時：2017年6月23日 23時
