今日:3 hit、昨日:9 hit、合計:438 hit
小｜中｜大
13 ページ14
放課後になると、轟がAの席へとくる
「帰るぞ」
「うん！あ、そうちゃんが先に帰っててだって」
「分かった」
昼間に蒼真がAを呼び何かを話している姿を見てたので、納得した
そして先に2人で帰ることになった
轟は基本無口だ
Aが基本的に話をし、それに轟が相槌をうっている
だから、2人はぽつりぽつりと今日あった出来事を話しながら帰る
それでもAが楽しそうに話をする姿を見て心が安らぐ
その証拠に轟の表情は普段よりも幾分か和らいでいる
このAと他愛のない話をする時間は、家が苦痛の轟にとってとても心地が良いものだった
「あ、公園だ
しょうくん。ちょっと寄らない？」
今日は他に寄るところがあり、いつもと少し違う道で帰っていた
そこは、初めて2人が出会った公園が昔と変わらない姿で残っていた
轟が頷いたのを確認し、2人で中へと入った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：枯れ葉 | 作成日時：2021年11月29日 17時
