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−見たくない− ページ37

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その日はジスくんの部活が休みで、

泣いていた私を心配したのか送ってくれることになった。









一緒に教室をでると









後を追うようにジョンハンくんが出てきて、


私たちの横を通り過ぎる。









やっぱり私の気持ちなんて、




知るわけ、無いもんね_____









そして、


1番見たくない光景が目の中に飛び込んでくる。









5組の教室から出てきたジョンハンくんと、




ジヨンちゃんが合流したと思えば、





2人で笑いあって隣に並んで、歩き出した。









なに?





二人はやっと付き合ったの?





もうすぐ文化祭だから?









……前は何かあればすぐ、


私の家に来てはジヨンちゃんとの報告や相談をしていた。









2年に上がってから、

私たちがそんな風に毎日のように家に出入りすることが少なくなって。









もちろん前まではその時間も私は胸が苦しかったけれど





……最低だけどジョンハン君にこれっぽっちも興味を示さないジヨンちゃんに嬉しく感じていたの。









それに、そんな時間でも

好きな人といる時間は私にとって嬉しかった_______









だけど時が来れば応援すると、決めていた。









それが今、なのかな_______









ジョンハン君がどんどん、


私の知らない人になる。









……これでいいんだよね。









これで彼を忘れて、前に進めば




……私がちゃんと脇役を全うすれば。









そうすればきっと皆幸せになれるから。









前を歩く二人を眺めていると、




ジヨンちゃんが長い髪をなびかせながら後ろを振り返った。









何故ふりかえったのかは分からないけれど、





その美しい瞳に私が写った。









ドキッとすると、



すぐにジヨンちゃんの口は私の名前の形に動く。









JY「Aちゃん!」







「………ジヨンちゃん」









私が見たのは、





私とジスくんをまっすぐ見るジョンハン君の目付き。

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ソヒ(プロフ) - パスワードを教えていただきたいです!! (1月27日 1時) (レス) id: a15d9d6314 (このIDを非表示/違反報告)
lulu(プロフ) - パスワード教えていただきたいです! (2023年5月2日 10時) (レス) id: e08855c597 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ - パスワードを教えていただきたいです! (2022年11月29日 22時) (レス) @page50 id: ee066a5435 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - パスワード教えてほしいです! (2022年10月27日 0時) (レス) @page50 id: 7fdf406b88 (このIDを非表示/違反報告)
天音(プロフ) - パスワード教えて下さい! (2022年7月3日 2時) (レス) @page48 id: e18ab44259 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さわこ | 作成日時:2020年3月4日 11時

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