軌跡9 ページ9
もう少しで会見も終わるかなーって思っていたら
司会「ここでサプライズプレゼントがあります!A選手!」
A「…は、はぃぃ!え、私ですか?」
いきなり名前を呼ばれて焦る
沙織「絶対にA気を抜いてたでしょ笑」
沙織さんの一言で会場の皆に笑われる
だってここにきて呼ばれると誰も思わないじゃん!?
司会「A選手が現在在籍しているディナモ・モスクワのクラブチームの皆さんからプレゼントが届いております!
チームの皆さんから「初の代表入りおめでとう!活躍を期待している」との応援メッセージも届いておりますのでこちらは後程お渡ししたいと思います」
スタッフ「A選手、どうぞ!」
A「ちょ笑……大きすぎやしませんか?」
司会「A選手はフィギュアスケート選手の頃からテディベアがお好きだとお伺いしましたが」
A「好きではありますね笑 フィギュアの現役のときもファンの方からプレゼントでいただいてたりしてたので、でもまさかチームメイトたちからこんなに大きなテディベアのぬいぐるみを貰うなんて思わなかったですね笑」
司会「A選手が埋もれてしまうほどのサイズですが、1番大きいサイズで注文をされたそうです笑」
A「ありがたいし、嬉しいんですけどそれだけじゃない理由でも送ってきてそうですね笑 後でお礼の電話をかけたいと思います」
司会「最後にロシアのチームメイトの皆さんに意気込みをお願いします!」
A「はい、えーもちろんロシアで磨いてきたものを活かせるようなプレーがしたいですし、楽しむところは楽しんでロシアの代表と戦っても勝ちたいですね! あとは年下でもある藍梨ちゃんを甘やかしたいですね!笑」
女子の会見が終わりでっかいテディベアのぬいぐるみを嬉しそうに持って移動してるAをみていると
沙織「Aと紗理奈は男子の会見みてくの?」
A「見ていこうかなと思ってます ね!紗理ちゃん」
いけない、沙織さんとAに声かけられてた
紗理奈「そうしようと思います」
沙織「そっかぁ〜了解! 懇親会に遅れないようにするんだよ!」
そう言って沙織さんが去っていったので2人して控室に戻る
男子の会見を眺めていたら思いのほか時間が経っていたみたいで
紗理奈「A!やばい準備する時間がなくなる!」
懇親会の準備など忘れてそうなAを急がせて会場内を走る
A「紗理ちゃん!待って!!ぬいぐるみで前見えない!」
柳田「あ…」
山内「マサさんどうしました?」
柳田「ぬいぐるみが走ってた」
山内「ぬいぐるみ??」
266人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
な(プロフ) - コメントありがとうございます!忙しくて更新できてないですが頑張って更新していこうと思います とっても励みになります(*˘︶˘*).。.:*♡ (12月28日 20時) (レス) id: a30c48fe6a (このIDを非表示/違反報告)
えにゃん(プロフ) - 何回も見るほど好きな小説です!!更新楽しみに待ってます(。•ㅅ•。)♡ (12月21日 15時) (レス) id: e67d1365d5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:な | 作成日時:2023年10月28日 20時