軌跡13 ページ13
合同練習当日
いつものように少し早く体育館に着く
オフの時は起きれないのに、練習の時は早く目が覚めるなぁ なんでだ？？と考えながら念入りに全身のストレッチをしていると
小野寺「わぁ〜！軟体動物！」
ん？？
小野寺「あ、ごめんねぇ 体柔らかすぎるから思わず笑」
ふわふわ、ほわほわ、ふにゃふにゃという言葉がぴったり当てはまりそうな見上げるほど大きな人がニコニコとこちらへやってくる
小野寺「小野寺太志です、よろしくね」
ふにゃっとした笑顔で自己紹介をしてくれる
A「AAです、よろしくお願いします」
こちらもつられて笑顔で自己紹介すると「破壊力エグっ…」
ボソッと呟かれた言葉が聞き取れなくて不思議に思っていると
小野寺「ね、一緒にストレッチしない？」
あれよという間に一緒にストレッチをすることになっていた
小野寺「痛い痛い！裂けちゃう！！」
小野寺さんが背中押すの手伝って〜っていうから押していると悲鳴が聞こえてくる それが面白くて思わず笑っていると
もぉ！！交代！なんて可愛らしく怒ってくる
今度は小野寺さんに背中を押してもらっていると
石川「………なにやってんの？太志」
そこにはギョッとした顔をしている石川さんと連絡先を交換している柳田さん、山内さん、まだきちんと挨拶をしていない選手がいた
小野寺「なによ〜、祐希ちゃん」
A「……ゆうきちゃん？？」
石川「そ、その呼び方やめろって！」
耳まで赤くなっている石川さんとニヤニヤしている小野寺さんと男子の方々 仲がいいなぁと見ていたら
関田「Aさん、おはよう 関田誠大っていいます」
A「し、身長が近い！！！巨人すぎない！」
背の高い男子選手が多い中、私からしたら十分に大きいけど目線が今まで挨拶した誰よりもしっかりと合って興奮してしまう
山内「え、俺ら巨人だって思われてたの笑」
柳田「Aさん、酷いじゃん笑」
小野寺「関さん、顔が赤いんじゃな〜い？笑」
関田「おまっ！うるせぇ！！」
一気に賑やかになった周りに1人黙ったままの石川さんを見上げる
A「石川さん？どうしました？」
石川「……お、お、俺とも仲良くなってください！」
いきなりの発言に驚いていると、一斉に笑い声が体育館にこだます
顔だけでなく、体全体が赤くなっている石川さんがなんだか可哀想にも可愛くもみえて
A「ストレッチの続き一緒にしませんか？」
彼を誘ったことで結局みんな参加してくる
石川「痛い痛い！Aさん、裂ける！」
少しだけ彼らと仲良くなれた気がした
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な(プロフ) - コメントありがとうございます！忙しくて更新できてないですが頑張って更新していこうと思います とっても励みになります(*˘︶˘*).｡.:*♡ (12月28日 20時) (
レス) id: a30c48fe6a (このIDを非表示/違反報告)
えにゃん(プロフ) - 何回も見るほど好きな小説です！！更新楽しみに待ってます(｡•ㅅ•｡)♡ (12月21日 15時) (レス) id: e67d1365d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：な | 作成日時：2023年10月28日 20時
