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同様に江戸川コナンの方も見てみると
2017年 歴史重要人物S
江戸川コナン 本名 工藤新一 当時17歳
とある組織の取引現場を目撃後、組織にAPTX4869を飲まされ10歳若返り、帝丹小学校に通う。
などとこちらも安室透と同じくつらつらと事細かく詳細が書かれていた。
だが、あまりにも太い資料に清光が苦笑する。
「……主、それ全部読む気？」
『もちろん。読んで頭に入れるのよ…なぜか私、彼らに疑われてるしね。』
その理由が分かれば何も怖くないでしょ？
と返せば彼はまたもや苦笑する。
けれどよくもまぁ、300年近く前の情報が手に入ったなと皮肉が漏れる。
「無理はしないで早く寝てね？」
夜更かしはお肌の天敵なんだから！と可愛く口を膨らませる彼。
清光に軽く微笑んで頭を撫でてあげれば、辺りに花びらが舞った。
『ええ、善処するわ。』
とは言ったものの、読み終えるまで時間がかかりそうだ。
明日のパーティに連れていく刀剣も決めなければならないのに…そう思っていると、ふと二振りが頭をよぎった。
『……清光』
「ん？何？」
後ろで私の布団を敷き始めてくれてた彼は、手を止めて私を見下ろす。
『明日のパーティ、一緒に来てくれる？』
振り返って彼を見上げれば、清光は暫く硬直した後ボンッと音を立てて大量の花弁を舞い散らした。
そして、口元を緩めてうんうんと何度も頷いた。
その姿を見て私まで笑顔になってしまう。
『あとは…』
るんるんな彼を横目に、部屋を出て長船派の部屋に向かう。
まだ起きているだろうか？淡い期待を胸にその部屋を開けると、目的である彼は無事に起きていて私の来訪に酷く驚いていた。
「主！？」
「おお、主！」
「……なんであんたがここにいる」
起きていたのはみっちゃんと伽羅ちゃんと貞ちゃんだけで、他の刀剣は既に夢の中へ旅立っていた。
『みっちゃん、ちょっと話があるんだけど』
「なんだい？主。」
彼は寝巻きを整えながら立ち上がろうとするが、慌ててその場でいいと伝える。
『明日、2017年の時代で政府とのパーティがあるのよ……君に同行してほしいな…なんて。』
だめかな？と付け加えて言うと、彼は清光と同じ反応を見せて部屋を花びらでいっぱいにした。
「ちょっ！みっちゃん！！」
「ちっ……めんどくせぇ。」
「うわぁ！なんだなんだ！？」
「何事です！？」
寝ていた刀剣男士たちもその花びらに驚いて目を覚ましてしまった。
まさかこんな大騒ぎになるとは…
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朧月(プロフ) - 名無しさん» 当時の私が設定で考えていた事は、この不死ノ少女が続編に行く前は、2017年生まれであっても現在の西暦は伏せていたためそのようにしました。なので、続編では初代がコナンに本当の歳を話して西暦は明らかになっています。 (2018年11月17日 12時) (
レス) id: 061be1d3a8 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 年齢不詳なのに生まれた年が2017年の設定なんですね (2018年11月16日 23時) (レス) id: 29bc82e604 (このIDを非表示/違反報告)
朧月(プロフ) - かなみさん» 初めまして！ありがとうございます！！これからも楽しんでいただけるように頑張ります(^-^) (2018年5月3日 17時) (レス) id: 270593a483 (このIDを非表示/違反報告)
朧月(プロフ) - ミッテさん» 大好きと言って頂きありがとうございます！そうですね、二人は何でもかんでも組織の人間って考えるのを直すべきですよね笑 (2018年5月3日 17時) (レス) id: 270593a483 (このIDを非表示/違反報告)
かなみ - 初めまして…このお話大好きです続きを楽しみにしてます。誤解が早く速やかに解けますように（笑） (2018年5月2日 15時) (レス) id: 48cf8ea98d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朧月 | 作者ホームページ：http://fblg.jp/510814/
作成日時：2018年4月15日 23時
