Ep.221_苦労�� ページ27
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「……代表？」
ﾄﾞﾝｳｸ代表「A練習生、おかえり」
「あっはい。お疲れ様です……？」
トイレから戻ってくると、練習室には何故かドンウク代表がいた。チームのみんなと円を作るように座っていて、その真ん中にはいくつかの箱やペットボトルがあった。よく見ると箱にはチキンと書いてある。
「差し入れ持って来てくださったんですね。ありがとうございます」
ﾄﾞﾝｳｸ代表「頭下げなくていいから。早くこっちに座ろう」
ドンウク代表が空いている自分の隣を指差した。代表の隣に座るなんて、そう顔に出てしまったのか、ドンウク代表が苦笑いをしながら「気にしないで座って」と言う。
流石にそれで断ることもできるはずもないので失礼しますと代表の隣にぎこちなく座り込んだ。それを見てドンウク代表は面白そうに笑った。
ﾄﾞﾝｳｸ代表「A練習生、体調でも悪いのかい？」
「えっ、どうしてですか？」
話しながら食べていると、突然ドンウク代表が私の顔を覗き込みながら問いかけてきた。ぎくりと背中が張るような感覚になったが、笑顔で聞き返す。
ﾄﾞﾝｳｸ代表「いや、あまり食べてないように感じたから」
ﾋﾞｮﾝﾁｬﾝ「Aは元から全然食べないんですよ！ 間食なんてほとんどしません」
ﾄﾞﾝｳｸ代表「そうなの？」
「確かにみんなと比べたらあまり食べない方かもしれませんね」
逆にみんなが食べ過ぎな気もしますけど、そう笑いながらジヌの方を見る。
まだまだ成長するであろうジヌは大きなチキンをもりもり食べていた。きっと練習が終われば夕食も夜食のラーメンもいつものようにしっかり食べるのだろう。よくあんなに入るなあと感心してしまう。
「あ、チキンは美味しいですよ」
ﾄﾞﾝｳｸ代表「なら良かった。でも、A練習生は細いからもっと食べたほうがいいと思うよ」
ｳｿｸ「そうそう。体重増やさなきゃ。今の体型じゃこれ以上筋肉もつかないでしょ」
「ですよね〜……頑張ります……」
頷いてチキンを胃の中に押し込む。
確かに少食でもあるのだが、そもそも食に大して興味が無いのだ。何かに夢中になっていると食事を抜いてしまうなんてよくあることだった。高校生の時もよくそれで周りに怒られてたな、と思い出す。食べ過ぎて太ってしまうよりはマシだとは思うのだが。
(それに最近は更に食べる気がしないんだよなあ)
みんなに心配されてしまうので、それは流石に口に出さなかった。
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カナル式(プロフ) - 弟丸。さん» コメントありがとうございます。更新待っていただき有難いです。これからもよろしくお願いします(*^^*) (2021年2月26日 20時) (
レス) id: 0d79bc4d43 (このIDを非表示/違反報告)
弟丸。(プロフ) - 久しぶりの更新とてもうれしいです！続編も楽しみにしています^^ (2021年2月26日 13時) (レス) id: 6fd7fc297b (このIDを非表示/違反報告)
カナル式(プロフ) - 菜の花のからしあえさん» 返信遅れて申し訳ありません> < ありがとうございます！ 更新頑張ります！ (2021年2月26日 1時) (レス) id: 0d79bc4d43 (このIDを非表示/違反報告)
菜の花のからしあえ(プロフ) - すごく面白いです！続き待ってます！更新頑張ってください！！ (2020年12月29日 10時) (レス) id: eb3cbc1812 (このIDを非表示/違反報告)
カナル式(プロフ) - 鷹の翼さん» コメントありがとうございます！ 本当に嬉しいです。更新頑張るのでこれからもよろしくお願いいたします(^ ^) (2020年8月8日 9時) (レス) id: 0d79bc4d43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナル式 | 作成日時：2020年7月12日 0時
