Ep.179_第１回順位発表会�� ページ34
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ﾖﾊﾝ「Aヒョン、緊張してます？」
「まあまあしてるかな」
ﾖﾊﾝ「絶対嘘ですよ。いつもと同じじゃないですか」
ヨハンが口を尖らせる。
今日はついに第1回順位発表会。会場に行く前にひとりで考え事をしながら立っていると、突然ヨハンに声を掛けられた。あまりにヨハンがそわそわして挙動不審なので、まだ開けていないペットボトルの水を渡して「落ち着いて」と言うと恥ずかしそうに笑いながらそれを飲んだ。
ﾖﾊﾝ「Aヒョン、何を考えてたんですか？」
「ん〜？ ヨハニがガチガチで面白いなあって」
ﾖﾊﾝ「もう、誤魔化さないでくださいよ」
「別に大した事じゃないよ。今日の事とは関係ないし」
ヨハンは納得いってなさそうな顔で「まあ別にいいですけどぉ」とぷいっと顔を背けた。しかし、直ぐに「あ！」と私の顔を見る。変わり身が早くてつい笑ってしまった。
ﾖﾊﾝ「Aヒョンの初回の順位なんでしたっけ？」
「私？ 確か29位だよ」
ﾖﾊﾝ「ああ、そうでしたね。俺、あの時びっくりたしんですよ。意外と低くて」
「……そんなもんだよ。ヨハニは3位だっけ？ 凄いよね」
ヨハニは最初から目立ってたよね、誤魔化すようにヨハンの頭を撫でると「それはAヒョンもそうでしょ」と呆れたような声で言われた。その割には嬉しそうな顔ではあったが。
「まあまあ、ヨハニは一位候補だから安心して堂々としてなよ」
ﾖﾊﾝ「Aヒョンにそう言ってもらえるのは嬉しいですけど……。Aヒョンも一位候補かもしれないじゃないですか」
「いや、それは流石に無いって」
ﾖﾊﾝ「でも前回の順位めっちゃ良かったじゃないですか」
前回？と頭の中にクエスチョンマークが飛び交う。そんな私の様子を見てヨハンが「初回以降の順位見てないんですか？」と信じられないような顔をした。私は、あ〜……と低い声を出してから数回頷いた。
「うん。見てない」
ﾖﾊﾝ「気にならないんですか？」
「そりゃ全く気にならないって言ったら嘘になるけど……。
ほら、見ても順位変わるわけじゃないしさ。一々気にしてたら練習にならないから」
ﾖﾊﾝ「そういえばAヒョンがスマホ触ってるの全然見た事ないですね。オフの時も。
……なんかストイックって言うか、仕事人ですよね」
ヨハンの言葉に「それって褒めてる？」と聞くと、「半分尊敬、半分恐怖です」と返されてしまった。
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もち - 防弾少年団がまだ、( ﾟ∀ ﾟ)ﾊｯ！もしかして防弾少年団は夢主のボス？！ (2020年9月23日 6時) (
レス) id: 593f0591d1 (このIDを非表示/違反報告)
カナル式(プロフ) - よ だ かさん» コメントありがとうございます。展開上沢山だすことは難しいかもしれませんが、ちょくちょく出していきたいなあって思ってます！これからもよろしくお願いいたします(^ ^) (2020年5月30日 16時) (レス) id: 0d79bc4d43 (このIDを非表示/違反報告)
よ だ か(プロフ) - コメント失礼します あんスタキャラがだんだん出て来てくれて嬉しいです!!もしよろしければあんスタキャラとの絡みをもっと見てみたいです! 次の更新も楽しみに待ってます！ (2020年5月29日 17時) (レス) id: c6fcdfc168 (このIDを非表示/違反報告)
カナル式(プロフ) - 零奈さん» コメントありがとうございます！私の作品がきっかけでプエ句を知って頂いたのはとても嬉しいです！更新遅めですがこれからも読んで頂けると嬉しいです！ (2020年5月29日 16時) (レス) id: ce8ce21ff5 (このIDを非表示/違反報告)
零奈(プロフ) - はじめまして、実はこの小説でプエクを知りました…！お陰様で今K-POP沼にどっぷりです笑笑これからも応援しています。 (2020年5月15日 23時) (レス) id: 46a24024b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナル式 | 作成日時：2020年3月25日 21時
