Ep.172_腕相撲�� ページ27
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ﾊﾝｷﾞｮﾙ「Aヒョンお願いします」
「あ〜、うん。よろしくね、ハンギョリ」
スタッフさんの指示に従ってハンギョルと手を合わせる。私達のチームはひとり多いので筋肉自慢のハンギョルが2人と相手することになっている。ちょっとずるくないか？と思ったが、それよりも別の問題があった。
(ハンギョリの顔、直視出来ないんだよな……)
さっきからチラチラとハンギョルの顔を見ては逸らすということを繰り返している。
＿＿正直に言うと、私はハンギョルの顔が結構……いや、かなり好きなのだ。事務所別評価の時から思っていた。その時のように遠くから見るのは良い。だけどこんな鼻と鼻とがくっつくレベルの距離は眩しすぎてどうにかなってしまいそうなのだ。最近やっと話す距離に慣れてきたくらいなのに、心の中で愚痴りながら小さく息をついた。
ﾊﾝｷﾞｮﾙ「へへ。Aヒョンと対決できて嬉しいです。真剣勝負ですからね？」
「う、うん。負けないよ」
にかっと笑うハンギョルの顔のレベルの高さに思わず天井を見上げる。ハンギョルは不思議そうな顔をしたが、すぐにぎゅっと私の手を強く握り返して戦闘モードに入る。
(か、顔が良い……！！！)
「まずは目を合わせて」、スタッフさんの言葉にハンギョルがグイッと顔を近づけて真剣な眼差しで私を見る。ハンギョルの瞳には私しか写っていない。だんだんとそれを見ていたら顔が熱くなってきた。
「……った、タンマ！ ちょっと待って！！！」
ﾊﾝｷﾞｮﾙ「Aヒョン？」
ぱっとハンギョルから手を離して、壁の方に行く。壁におでこをちょっとだけ強めにぶつけてから深く息を吐く。ずっと息をするのを忘れていたようだ。私の不審な様子にハンギョルは勿論、他のみんなも戸惑っているようだ。＿＿ウソクヒョンを除いて。
私はウソクヒョンと初対面の時の失態があったので、おそらく全てを察したのだろう。ウソクヒョンは必死に笑いを堪えているようだが、その笑い声は全然抑えられてなかった。
ﾄﾞﾝﾋｮﾝ「？、Aヒョンどうしたんですか？」
ｳｿｸ「あ〜。あのね、Aは実は……」
「あーーーーーーー！！！ ごめんね！ ちょっと肩が固まっててさ！！」
早くやろう！ と肩をぐるぐる回しながらそう言うとハンギョルは戸惑いながらも頷く。ウソクヒョンはついに我慢をするのを忘れてひとりで笑っている。
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もち - 防弾少年団がまだ、( ﾟ∀ ﾟ)ﾊｯ！もしかして防弾少年団は夢主のボス？！ (2020年9月23日 6時) (
レス) id: 593f0591d1 (このIDを非表示/違反報告)
カナル式(プロフ) - よ だ かさん» コメントありがとうございます。展開上沢山だすことは難しいかもしれませんが、ちょくちょく出していきたいなあって思ってます！これからもよろしくお願いいたします(^ ^) (2020年5月30日 16時) (レス) id: 0d79bc4d43 (このIDを非表示/違反報告)
よ だ か(プロフ) - コメント失礼します あんスタキャラがだんだん出て来てくれて嬉しいです!!もしよろしければあんスタキャラとの絡みをもっと見てみたいです! 次の更新も楽しみに待ってます！ (2020年5月29日 17時) (レス) id: c6fcdfc168 (このIDを非表示/違反報告)
カナル式(プロフ) - 零奈さん» コメントありがとうございます！私の作品がきっかけでプエ句を知って頂いたのはとても嬉しいです！更新遅めですがこれからも読んで頂けると嬉しいです！ (2020年5月29日 16時) (レス) id: ce8ce21ff5 (このIDを非表示/違反報告)
零奈(プロフ) - はじめまして、実はこの小説でプエクを知りました…！お陰様で今K-POP沼にどっぷりです笑笑これからも応援しています。 (2020年5月15日 23時) (レス) id: 46a24024b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナル式 | 作成日時：2020年3月25日 21時
