Ep.170_ボディーレッスン�� ページ25
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(さん、にい、いちっ……)
ふんっと力を込めた息を吐いてからジャンプすると、その瞬間大きな拍手と歓声が耳に入った。その様子で成功したんだなと安堵した。そのせいでつい足元を見てしまった。まずい、すぐに冷や汗がどばっと出てきた。
ｽﾝﾖﾝ「凄い！ 成功したじゃん！ やっぱりこの高さなら大丈夫みたい？」
これは俺も成功させなきゃ！ そう意気込むスンヨンヒョンだったが、私の様子を見て「A？」と首を傾げた。
「……これってどうやって降りればいいんですか？」
ｽﾝﾖﾝ「降りれないの？」
「……お恥ずかしながら」
震える脚を指差しながら苦笑いをすると、すぐにAクラスのヒョン達が私の周りに集まってきた。
ｼﾞﾆｮｸ「ほら。A、怖くないぞ」
ﾋｮﾝｽ「僕の胸に飛び込んで〜！」
ｽﾝｳ「怖かったね、もう大丈夫だよ」
ｳｿｸ「俺達がいるからね」
(この状況が怖すぎる……)
箱の上に立っている自分。その周りで笑顔で手を差し伸べてくるヒョン達。
私のことを赤ちゃんか何かだと思っているのだろうか、そう悲しくなるものの1人では降りることが出来ないのでぐっと我慢してみんなに降りるのを手伝ってもらった。
ﾋﾞｮﾝﾁｬﾝ「A〜、ちゃんと降りれたね。偉い！ 天才！！」
ｸﾞｸﾎﾝ「あ〜、感動したなあ〜〜」
(……駄目だ。この2人は普通に腹立つな)
戻ってきた私に純粋な笑顔で迎えてくれるビョンチャンと笑いを堪えながら私の背中をぽんぽん叩くグクホン。完全に悪意のあるグクホンはともかく、純粋に喜んでいるビョンチャンにもカチンときてしまったので、「子供扱いしないで」と2人の頬を強めに摘んで引っ張った。
「あ、スンヨニヒョン！ 失敗したら分かってますよね？」
ｽﾝﾖﾝ「えっ、」
「まさかないと思いますけど、私を巻き込んだのに失敗したら……」
ｽﾝﾖﾝ「し、したら……？」
若干震えた声でスンヨンヒョンが問いかけてくる。
原因はスンヨンヒョンにあるし、ちょっとくらい意地悪してもいいだろう……そう思ってにっこりと笑う。
「スンヨニヒョンのこと嫌いになっちゃうなって」
ｽﾝﾖﾝ「ハイ！ ガンバリマス！」
ひえっと情けない声を出すスンヨンヒョン。
(……まあ、スンヨニヒョンなら絶対に成功するけどね)
期待通りスンヨンヒョンは無事に成功した。「冗談ですって。かっこよかったですよ」と笑いかけると「Aの意地悪！ でも愛してるよ〜！」と飛びつかれた。
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もち - 防弾少年団がまだ、( ﾟ∀ ﾟ)ﾊｯ！もしかして防弾少年団は夢主のボス？！ (2020年9月23日 6時) (
レス) id: 593f0591d1 (このIDを非表示/違反報告)
カナル式(プロフ) - よ だ かさん» コメントありがとうございます。展開上沢山だすことは難しいかもしれませんが、ちょくちょく出していきたいなあって思ってます！これからもよろしくお願いいたします(^ ^) (2020年5月30日 16時) (レス) id: 0d79bc4d43 (このIDを非表示/違反報告)
よ だ か(プロフ) - コメント失礼します あんスタキャラがだんだん出て来てくれて嬉しいです!!もしよろしければあんスタキャラとの絡みをもっと見てみたいです! 次の更新も楽しみに待ってます！ (2020年5月29日 17時) (レス) id: c6fcdfc168 (このIDを非表示/違反報告)
カナル式(プロフ) - 零奈さん» コメントありがとうございます！私の作品がきっかけでプエ句を知って頂いたのはとても嬉しいです！更新遅めですがこれからも読んで頂けると嬉しいです！ (2020年5月29日 16時) (レス) id: ce8ce21ff5 (このIDを非表示/違反報告)
零奈(プロフ) - はじめまして、実はこの小説でプエクを知りました…！お陰様で今K-POP沼にどっぷりです笑笑これからも応援しています。 (2020年5月15日 23時) (レス) id: 46a24024b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナル式 | 作成日時：2020年3月25日 21時
