Ep.84_変化�� ページ36
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「あ、スンヨニヒョン。
おはようございます。今日は早いですね」
起床時間30分前、シャワーを浴びようと自室に戻って洗面所に行くと、スンヨンヒョンが顔を洗っていた。
(……びっくりした。まさかもう起きてる人がいるなんて)
思わず目をぱちぱちさせる。
この部屋で数日過ごして分かったことだが、みんなは基本的に起床時間になるまでは起きないようだ。
そして特に、時間になってもギリギリを攻めてなかなか起きないのがスンヨンヒョンなのだ。
だから、こうやって早く起きている姿を見て驚いた。
ｽﾝﾖﾝ「おはよ〜。なんか早く起きちゃったんだよね」
もしかしたら今日は珍しいことあるかも！？と興奮するスンヨンヒョンに、悪いことじゃないといいですね、と冗談っぽく笑った。
ｽﾝﾖﾝ「あれ？A、今からお風呂？」
私がシャンプーやコンディショナー、洗顔料などを持っていることに気づき、スンヨンヒョンは首を傾げた。
「ああ、朝ランニングして汗かいたので」
(部屋に来る前ちょっと走ったから全くの嘘ではないはず……)
背中に冷や汗が流れるのを感じながらも、冷静にそう答えた。
ｽﾝﾖﾝ「あ〜、なるほど。練習もあるのに元気だね〜」
「あはは……体力には自信があるので……」
さっきまで普通に練習室で練習していましたとは流石に言えなくて、笑って誤魔化した。
ｽﾝﾖﾝ「いいな〜。俺も走ろうかなあ。
あ。そうだ、寂しいから一緒に走ろうよ」
「え？ 起きれます？」
ｽﾝﾖﾝ「絶対無理」
「えぇ……」
即答するスンヨンヒョンに苦笑いをする。
ｽﾝﾖﾝ「＿＿そういえばさ、Aってちゃんと自分の練習する時間あるの？」
私が使うため、スンヨンヒョンが洗面所から出ようと引き戸に手をかける。
しかし、スンヨンヒョンは思い出したように、あ、と声を漏らしてから私の方を振り返った。
「え？ ありますけど……」
急な問いかけに、思わず小首を傾げた。
ｽﾝﾖﾝ「そ。じゃあいいんだけど。A、いつも誰かの側にいて練習付き合ってるからさ」
「大丈夫ですよ。ちゃんと一人の時間ありますし、作ろうと思えば作れます」
私が笑いかけるとスンヨンヒョンも同じようににこにこと笑い返して、じゃあごゆっくり〜！と扉を開けて出て行った。
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カナル式(プロフ) - もっすさん» コメントありがとうございます。私もプエクとあんスタ好きな方に読んで頂いてとても嬉しいです！元からジヌくんは絡む予定があるので大丈夫ですよ〜！ちょっと先になってしまうかもですが楽しみにしていただけたら嬉しいです(^^*) (2020年1月28日 1時) (
レス) id: 0d79bc4d43 (このIDを非表示/違反報告)
もっす(プロフ) - プデュとあんスタ好きな私得な小説をありがとうございます...！！ぜひ良かったら私の1pickのジヌくんと夢主君の絡みを見たいです！！すぐではなくていいのでいつかお願い致します...！ (2020年1月27日 23時) (レス) id: 13cf908321 (このIDを非表示/違反報告)
カナル式(プロフ) - rinrinさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！展開は遅いですが楽しみにして頂けると嬉しいです(*'▽'*) (2020年1月21日 22時) (レス) id: 0d79bc4d43 (このIDを非表示/違反報告)
rinrin - 最近読んだ小説の中で一番面白いです！更新楽しみに待ってます！ (2020年1月21日 0時) (レス) id: e3d225ddc4 (このIDを非表示/違反報告)
カナル式(プロフ) - たなかさん» コメントありがとうございます。そう言って頂いてとても嬉しいです！展開は遅いですがこれからもよろしくお願いします(*^^*) (2020年1月9日 16時) (レス) id: 0d79bc4d43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナル式 | 作成日時：2019年12月15日 22時
