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記憶持ってるやつ多いな〜 ページ13
『椿ちゃん久しぶり〜。会いたかったよ〜。
前世ではごめんね〜。』
ん？なんか固まってんぞ。
めっちゃ驚いた顔してるんだけど。
『どうしたの？』
《驚かないの？》
『え、なんで？』
《え、だって、けっこう緊急事態のときに知らないやつに自分の親友の名前出されたら普通驚くでしょ。》
あ〜そういうことね。
まぁ確かに言う通りだわ。
ちょっと待って、これなんか私の方が頭おかしいやつみたいじゃん。
『あ、えっと凪に会ってね、あんまこの世界に前世で会ったことがある人がいても驚かないといいますか...』
《凪がいたの？というか、どこで会ったの？》
『なんとね、お兄ちゃんだったのよ！』
《うそ！？マジか、そんな偶然あるんだね》
『てか、なんで間違えられたの？別にそんなそっくりってわけでもないし...』
《顔が変わるんだよ。Aみたいに記憶を持ってて、顔もそのままっていうことはすごい稀なんだよ》
『そうだったんだ！知らんかった。
てか、なんでそんな詳しいの？』
《あぁ、それはね》
死「おい椿まだか？」
うおっ、びっくりした。
あーめっちゃ弔君達のこと忘れてたわ〜
《ちょっと待ってて、説明してくる》
椿ちゃんも成長したな〜。
私が死なないように頼むぞ！
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作者名：リカオン | 作成日時：2021年3月3日 15時
