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大倉がアルバムを見て、ポロポロ泣いて頑張るってまで言ってくれて、ほんまに嬉しかった。

だけど、泣いたからか、だんだん呼吸が荒くなってるのに気づいた。

「おーくら?泣きすぎやな笑 苦しいやろ?」

そう言った途端後ろに座っとった丸のほうにフラーっと倒れた。

丸「大倉!?大丈夫か!わかるか!?」

大「…あ…ごめん…ちょっと…めまいが…」

目をギューッと閉じて苦しそうに息をする大倉。

村「ちょっと早いけど、病院戻ろか。」

「おーくら?今車持ってくるな?」

声をかけても腕で目を覆って、必死にめまいに耐えてて反応できてない。

.

亮「大倉、立てるか?」

亮の声にも反応できず、息がだんだん荒くなる。

横「あかんな、俺運ぶわ」

幸い周りに人がいないところだったため、横ちょが細くなった大倉をひょいと持ち上げて、車まで運んでくれた。

車に乗り込むと、
大「…ごめ……(グスッ)」

「おーくら、大丈夫やから!治してまた来よう!おーくらなら大丈夫!」

そう言って大倉の骨ばった手を握ると、本当に弱く握り返してきた。

病院に連絡して、着いたらすぐ処置できるようお願いした。

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作者名:Aqua | 作成日時:2019年6月30日 22時

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