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14・橙 ページ14
翌朝。
朝一で大倉の病院にきた。
先生になんとか大倉に会わせてくれるよう頼み込んで、消毒、マスク、衛生エプロン着用で面会が許された。
大倉のベッドに着くと、一睡もしてないような様子の両親がおった。その横には機械につながれ、酸素マスクをつけた大倉が寝とった。
両親に挨拶をし、気い遣って2人きりにしてくれた。
大倉にひたすら声をかける。
「おーくらあー？もう朝やで？今日関ジャムやのになにしてるん？」
大「………………」
「昨日、みんな鬼の形相して大倉に会いにきてんで？みんな心配したんやで？…グスッ
仕事どころちゃうわ、ほんまはよ目覚ましてな？」
15分ほど大倉の手を握って話しかけていると、
看「すみません、大倉さん検査に行かれますので…」
退出を促され、病院を出る。
「こんなん、いつまで続くん？すぐ終わるよな…」
目に浮かんだ涙をつぶすように瞬きをし、テレビの収録に向かった。
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いと(プロフ) - 面白いです。これからも更新頑張ってください！楽しみにしています。 (2018年2月25日 23時) (
レス) id: 8c73f7c6d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Aqua | 作成日時：2018年2月12日 19時
