今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:64,393 hit
小｜中｜大
11・紫 ページ11
病院に着き、大倉は処置室へと運ばれていった。
俺は亮と処置室前の椅子で待たされた。気が気ではなかった。
2人とも落ち着かずにうろちょろしていたが、口を開こうとはしなかった。
大阪だったこともあって、大倉の両親が顔を青くして入ってきた。事情を話すと、力が抜けたように椅子に座り込んで一点を見つめとった。
メールを送ったメンバーも、仕事が終わった順にヤス、丸、すばる、ヨコの順に病院にきた。
皆、走ってきて息を切らして入ってきた。
ヤスなんか目潤ませながらきた。
全員揃った頃はもう外は真っ暗。時々看護師が説明にきたけど、簡易的で、逆に不安を煽られた。
無言が何時間続いたか、午後9時をまわったころ、たくさんの管に繋がれ、まるで別人になった大倉がストレッチャーに乗せられ、処置室から出てきた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 94人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「病系」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いと(プロフ) - 面白いです。これからも更新頑張ってください！楽しみにしています。 (2018年2月25日 23時) (
レス) id: 8c73f7c6d6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Aqua | 作成日時：2018年2月12日 19時
