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Ninth ページ9

[A、この後スンチョルさんと出かけることになったから今日はもう帰るね]


『え、ほんとに!?』


「うん、今日は早番らしくてもう終わりなんだって。Aもミンギュさん誘えば?」


『いやー私はいいや。楽しんできて』


[うん、ありがとう!]


いいなぁデートか。私には誘う勇気もないや。

「Aちゃんまだ飲んでく?」


『そうですね』



「じゃあ俺もここにいようかな」



『いやいや大丈夫ですよ!せっかくの早番なんでゆっくり休んでください』



「、、そう?じゃあ帰り気をつけてね。お休み」



ああ、今素直に言ってればミンギュさんと今頃2人で飲んでたりしたのかな。でも好きな人と重ねられてるのにそれを大丈夫だと思えるほど私は強くない。



あのあとジユとスンチョルさんは付き合ったらしい。付き合ったからわざわざクラブに行って会いに行く必要も無いためめっきり行かなくなってしまった。



ミンギュさんに会いに行こうか迷ったけど中々行けなかった。そもそも連絡先も知らないから連絡もできないし。このまま忘れるのを待つしかないのかなぁ。

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作者名: | 作成日時:2023年4月28日 22時

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