女から男、ヴィランズから人間~3~【ヴィランズ手下】 (ページ3)

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やはり産まれたばかりの子供、夜泣きがすごい

アントラ｢うわぁぁぁん！｣

毎晩真夜中に鳴き声が響く

二人同時に泣かれた時は凄く大変だ

だからどちらか1人かが泣けばすぐ外に出る

僕の代わりに仕事をしてくれているマルフィを起こす訳にも行かないから直ぐに泣き止まさなければならない

それに、周りのみんなも起こしてしまう

とにかく急いで泣き止ませてベットに寝かせる

アントラがないやんだかと思えば次はウィングだ

貴方｢よしよ、ウィング～｣

あやしてもあやしても泣き止まない

ウィングは夜泣きが長くてなかなか泣き止まないのだ

貴方｢泣き止んでくれよ～…｣

ウィング｢わぁぁぁぁん！！｣

貴方｢大丈夫、大丈夫だよ～｣

なんとか泣き止ませてベットに寝かせる

貴方｢はぁ…疲れた…｣

眠っても寝れるのは数時間程度

昼間寝れるものなら眠るが昼間もあやしてごはんをやってを繰り返す

そのせいで寝る暇なんてない

でも、母親になるというのはこうゆう事だ

2人を抱えて大広間に行く

両手に抱えているから足先でコンコンとドアをける

ダルメシア｢A！
おはよ、、、って、目の下のクマすっごいぞ！？｣

貴方｢昨日も夜泣きでね、｣

大広間に置かれたベビーベットに二人を寝かせる

ヴェール｢大丈夫ですの？
少し寝た方が…｣

貴方｢大丈夫だよ
ありがとう｣

アップル｢紅茶でも飲むか？｣

貴方｢いや、コーヒーを頼むよ
強めで｣

そうでもしないと目が覚めない

僕がしっかりしていないと

アントラ｢うわぁぁぁぁぁぁん！！！｣

僕は一度下ろした腰をゆっくりと持ち上げるが立ちくらみで立てなかった

ジャック｢ちょっと大丈夫！？｣

貴方｢あぁ、大丈夫だ、｣

もう一度、今度は勢いよく立ってみる

すると、視界が歪む

[ｶﾞﾀｶﾞﾀｯ!]

そのまま倒れ込んでしまった僕は、テーブルの上の花瓶やらを倒してしまう

エイトフット｢A！！
おい！｣

スキャター｢マルフィさんに連絡を！！｣

ファージャ｢うちが飛んでいってくる！！｣

僕の耳に最後聞こえたのは、みんなの慌ただしい声と、ウィングとアントラの鳴き声だ

あぁ、早く二人を泣き止ませないと…

気を失う前までもそんなことを思っていた