女から男、ヴィランズから人間~3~【ヴィランズ手下】 (ページ12)

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・12 番外編~風邪~ ページ12

目が覚めるとまだ頭の痛みが残っていた

さっきよりも体がだるい気がする

マルフィ｢おはよう｣

ニッコリとしたマルフィが僕に近づいてくる

あ、この笑みは、やばい

貴方｢お、おはよう、マルフィ｣

マルフィ｢君ね、風邪ひいてるんだよ
原因はミスターによると魔力が極限に減ってしまったことが原因だそうだ
魔力が極限に減るほど何をしたんだい？｣

その笑みは随分とお怒りの笑みだ

貴方｢さいきん、寝不足が続いたから、かなぁ～？｣

マルフィ｢それだけではないだろう？
あと、勝手に翼を出させてもらったが傷があったようでね
治させてもらったよ～｣

貴方｢つ、ばさ、、、｣

マルフィ｢さぁ、何があったのか聞こうじゃないか｣

貴方｢…人間だよ
最近、森への侵入者が増えてね
それを片付けていたんだ｣

マルフィ｢あの傷をつけたのも人間かい？｣

貴方｢あぁ、そうだ｣

マルフィ｢なるほど
だがそれを隠すとはいい度胸だよ｣

貴方｢それは悪かったよ、｣

マルフィ｢まぁ今回は見逃すが
風邪が治るまで絶対安静だ
いいね？｣

貴方｢…分かった｣

マルフィ｢アップルがりんごのポタージュを作ってくれたんだ
ちょうど今さっき持ってきてくれたから温かい
飲むといい｣

貴方｢ありがとう｣

その後もエイトフットに貰った薬を飲まされた

あんな紫の液体二度と飲むか…