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・30 番外編~成長~ ページ30

私はヴァンの頭を優しく撫でた


ヴァン「なっ、!
な、なにすんだよ、!」


貴方「昔は人間の大人に連れていかれそうになって泣いてたのに
成長したのね」


ヴァン「何しみじみ言ってんだババア!」


貴方「は?」


ヴァン「…なんでもないです」


貴方「口は慎んだ方がいいわよ」


ヴァン「…
俺は回復魔法は使えねぇからその傷直せないから親父に怒られんぞ」


貴方「はぁ…
覚悟した方が良さそうね」


「あぁ覚悟しとけ」


後ろから聞こえる声にビクッと反応する


ヴァン「…母さん、振り向いてやれよ心配してんだから」


貴方「無理よ、オーラで分かるのよ怒ってるのが、」


「おういい度胸だなお嬢ちゃん」


タコ足がするりと私に絡みつき、彼の方を向かされる


それもご丁寧に傷が痛くないように


貴方「あー、御機嫌ようジョー
出来れば離してくれると嬉しいのだけれど」


エイトフット「残念だがそれは無理だなぁ
そーいえば前もこんなことがあったっけなぁ
何十年まえだぁ?
それで俺に1回怒られてるよなぁ?
まだ人間界の恐ろしさを学習してねぇのか?
お前ももういい歳なんだからそれくらい学べや」


貴方「いい歳って失礼な…」


エイトフット「あ?」


貴方「もう!
分かったから!離しなさいよ!」


エイトフット「おうおう
今どっちが権力握ってんのかわかってんのか?あ?」


貴方「…覚えてなさいよ」


エイトフット「ヴァン
お手柄だったなお前」


ジョーのタコ足がヴァンの頭を乱暴に撫でる


ヴァン「お前ら夫婦は揃いも揃ってやめろよな!
それに、さっさと傷の手当しねぇとだろうが!
説教はあとにしとけよクソ親父!」


エイトフット「やっぱ前言撤回だこの野郎」


貴方「喧嘩するなら私を下ろしてくれる?」


エイトフット「チッ
ほら、帰るぞ」


貴方「下ろしてはくれないのね」


そのままジョーに抱られて家に帰ったが、ハウには心配さらお母様には怒られてしまった


もちろん、後日ジョーが私の仕返しのためオーシャンの姿にされたのは言うまでもないでしょ?


ヴァン「あっははは!
よく似合ってるぞクソ親父!www
ざまぁwww」


エイトフット「お前覚えてろよ!」


貴方「は?」


エイトフット「…」


ヴァン「嫁に弱っ!w
よっわ!!!www」


ハウ「お兄様あんまりからかってはダメよ」


我が子は言うほどそこまで成長してなさそうね


______


なんか最近ギャグ線に行ってる気がしてきた()

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まい(プロフ) - Ms.ヴィランズさん» ありがとうございます! (2019年7月8日 17時) (レス) id: 1bd8f95c6b (このIDを非表示/違反報告)
Ms.ヴィランズ - うあぁぁぁ////もう好き…!まったり更新待ってます! (2019年6月25日 20時) (レス) id: fd426a3898 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まい | 作成日時:2019年5月11日 14時

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