深海の人魚~その後~

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リクルートが始まれば音楽が鳴る


初めてのペアダンスはジョー


前はスキャターと一緒に居たのに今はこうして踊っているのもなんだか新鮮


V｢それでは皆様、最後になりましたがお久しぶりのご登場となります彼女
実は産休を取っておりました｣


ザワザワとうるさい人間達


人間ってこんなだっけ？と疑問に思いながらも笑顔を絶やさずに居る


V｢お相手は…
まぁ、どこかの八本足のたことでも言っておきましょう｣


エイトフット｢それもう言ってんじゃねぇか｣


人間達からは悲鳴と笑いがあわさった声が聞こえて耳がキンキンする


V｢ご紹介が送れましたね
スキャター｣


スキャター｢はい！
最後の御紹介はこの方！
深海に住むあの恐ろしいアースラの娘、その名もA！

彼女はとても美しい人魚！
その姿は世の人々全てを魅了するほどの美しさ…！｣


貴方｢知っている人も、知らない人もこんにちは、初めまして
私の名前はAと申します
知らない方はどうぞ覚えて帰ってね
8年前、私はここで助手としての立場で居たけれど、晴れてお勉強期間も終わりこうしてリクルーターとして出させてもらったわ
という事で、久しぶりに登場する私から皆様にポーズをプレゼント致します

まず右手を閉じて
そして、左手も閉じる
そして、右手の甲と左の手のひらを重ねる
簡単でしょう？｣


スキャター｢それではもう一度行きましょう！
Aさんのポーズは、！｣


[ｷﾗﾝｯ]


スキャター｢Aさんありがとうございます！｣


V｢それでは、もう一度リクルーター達のポーズおさらいして行きましょう！｣


なんとか完璧にこなすことが出来た


シックスポーズダンスの間違えはゼロ


8年前の感覚はまだ鈍っていないようね


この後はセイリング


｢Aちゃん！
お久しぶりです！｣


貴方｢私はあなたを知らないわよ〜｣


｢Aちゃんサインお願いします！｣


貴方｢はいはい、サインね〜｣


サインを書いてゲストに渡す


｢あの、エイトフットさんとご結婚なさったんですか？｣


貴方｢そうでもしなきゃ産休なんて取らないわ｣


きゃーっ！と叫ぶ人間がうるさくて、私は早々そこから退散する


ハーデス｢うるさいわね｣


アップル｢本当に品がないな｣


貴方｢こんなにうるさかったかしら｣


エイトフット｢子供の耳に大きい音は良くねぇから控えてたせいだろ｣


貴方｢なるほどね
それだけ大きい声ってことだわ｣

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