・9 ページ9
エイトフットside
A様は大人になりさほど手がかからなくなったと思ったがそうでも無いらしい
エイトフット「また陸に行きやがったな、、!」
ウツボ兄弟からの報告を受けA様を連れ戻しに行くのもこれで何回目だ
陸はA様には少し危険だ
そうは思うがA様も大人
そろそろ良いのではとも思う気持ちもある
でも、やっぱ心配なんだよ
好きな女が1人で知らぬ世界に行くなんて
いつの間にかだった
A様を好きになったのは
A様は大人になるにつれて美しくなっていき見るもの全てを惹き付けた
いつも一緒にいるから俺はそんなことないと思ってたし、恋だの愛だのバカバカしいと思っていた俺がまさか人を好きになるとは思いもしなかったからなぁ
だから、やっぱり1人で陸には行かせられない
A様の魔力は血は引いていなくともアースラ様の娘
魔法を使うなんて朝飯前だ
昔から俺やアースラ様にみっちり教えこまれた魔法は今では簡単に使いこなす
契約を取るA様はどこか怪しげで更に俺を惹きつける
これが叶うかどうか
それは分からない
でも、俺は少々諦めが悪いようでな
余程のことが無ければ彼女を諦めるなんてことはねぇな
ただ、それが早いか遅いか
それだけだ
76人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まい | 作成日時:2019年4月22日 23時