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ハーデス｢A、カーディガンの袖がほつれてるわよ｣
貴方｢え、ほんとに！？｣
ハーデス｢ほら、直してあげるからいらっしゃい｣
ハーデス｢A、それは危ないからこっちにいらっしゃい｣
貴方｢え、そうなの？｣
ハーデス｢そうよ
だからこっちに来なさい｣
ハーデス｢A、髪をとかしてあげるからここに座って｣
そう言われて、椅子に座ると、ふと思うことがあった
貴方｢ハーデスって、何だかお姉さんみたいね！｣
ハーデス｢そうかしら｣
貴方｢そうよ！
私、今までお母様以外女の人いなくて、こうしてお姉さんのような人が居るのは初めてよ！｣
ハーデス｢貴方だから世話を妬いてしまうのよ｣
そう言いながら少し頬を赤く染めて私の髪をとかしてくれる
貴方｢ねぇハーデス！
今度パークに連れて行って！
ジョーに言ったら絶対反対されるから！｣
ハーデス｢しょうがないわね
いいわよ
エイトフットには、内緒ね？｣
｢おいこらハーデス
何言ってんだ｣
貴方｢あ！ジョー！｣
エイトフット｢A様、まだ人間の世界になれてないのに、パーク内に行くなんて絶対だめですよ｣
貴方｢いいじゃない！
ハーデスが一緒なのよ？｣
エイトフット｢ダメなものはダメです｣
ハーデス｢いいじゃないエイトフット
アースラ様は勉強のためにここにAを連れてきたのに、ずっとここに居ては勉強にならないわ｣
エイトフット｢でもよぉ…｣
ハーデス｢いいわ
ミスターと相談しましょう
Aをパークの外に出すか否か｣
エイトフット｢俺は反対だかんな｣
そう睨み合うふたりは私を連れてVおじ様の元に
ハーデス｢……と、言うことなのよ｣
V｢ふむ、なるほど
実は私もそろそろA様をリクルートに出してみようと思ってね｣
エイトフット｢はぁ！？
おま、おいこらヒゲオヤジ！
何言ってんだお前！｣
V｢ハーデスが言ったようにアースラ様は勉強のために陸にA様を連れてきた
これも勉強だ｣
エイトフット｢くっそ、、｣
貴方｢やった！
やったわハーデス！｣
ハーデス｢良かったわね｣
そう言って私の頭を優しく撫でてくれる
貴方｢ありがとうハーデス！｣
ハーデス｢お礼はいらないわよ
可愛い妹のためにしてあげたの｣
エイトフット｢友達じゃねぇのかよ｣
ハーデス｢あら、お姉ちゃんってのも悪くないでしょ？｣
エイトフット｢…お前いい意味で変わったな｣
ハーデス｢それはどうも｣
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作者名：まい | 作成日時：2019年4月22日 23時
