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エイトフット「…あの、A様」


貴方「ん?なーに?」


エイトフット「いつまで書いてるんですか?」


貴方「まだよ
完成するまで待って」


今私は陸に来て初めての絵を書いている


大広間でジョーが仕事をしている姿を横から書いていると、ジョーはなかなか落ち着かないみたい


ファージャ「へぇ〜
大したもんやなこりゃ」


マルフィ「うぇるうぇる
A、君は絵が上手だ」


貴方「ふふっありがとう!」


あの後、マルフィとアップルも敬語を外してはくれたけどジョーはどうしても普通に接してくれない


まぁ、母親があのアースラだしね


仕方ないのかもしれないけど


エイトフット「俺そろそろ終わるんですけど」


貴方「それじゃぁそのままその格好でストップする事ね」


エイトフット「んな無茶な…」


貴方「あと少しよ
待って」


最後の仕上げで色を塗り終わる


貴方「出来た!
ジョー!見て!」


出来上がった絵をジョーに見せる


エイトフット「よく出来てますね」


貴方「ふふっ
そうでしょ!
この絵、ジョーの部屋に飾っといてあげるわ!」


エイトフット「自分の絵を自分の部屋に飾るんすか?」


貴方「そうよ!
いや?」


エイトフット「いや、別に嫌ではないですけど、」


貴方「じゃぁ決まり!
ファージャ!ハーデス!手伝って!」


ハーデス「ご勝手に」


そう言って立ち上がるとジョーの部屋に絵を飾るのを手伝ってくれる


ファージャ「ほんまあんた絵が上手やなぁ!」


貴方「昔から絵は好きなの!」


そんな話をしながらまた大広間に戻る


ハーデス「そろそろこっちの世界には慣れたのかしら」


貴方「うーん
まぁまぁかな〜
でも、とても楽しいところね!」


ファージャ「あんたはお気楽さんやなぁ〜」


貴方「そうかしら?」


ファージャ「まぁ、それでええんやない?
楽しんだもん勝ちや!」


そう言ってニコッと笑うファージャ


マルフィ「A、紅茶を淹れるとしようか」


マルフィがそっと私に耳打ちをした


マルフィ達は私に紅茶の淹れ方を教えてくれる


マルフィが挿れるのはローズティーが多い


貴方「こう?」


マルフィ「あぁそうだよ
君は物覚えがいいな」


貴方「ありがとう!」


出来上がった紅茶を皆の元に運ぶ


ジョーはまだ書類と向き合っている

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作者名:まい | 作成日時:2019年4月22日 23時

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