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次はマレフィセントおば様


貴方「マレフィセントおば様!」


マレフィセント「おやA
人間界に来ていたとは聞いたけど、本当に来ているとはね
あのエイトフットがよく許したものだよ」


貴方「んふふ
そうでしょう?
マルフィは?」


マレフィセント「あの子はアップルポイズンと二人で女性の軍から逃げていたようだよ」


貴方「あ、あら、そ、そう、」


容姿端麗の人は恐ろしいわね


マレフィセント「Aも気おつけるんだよ
ここには危ない輩が沢山いる」


貴方「私は大丈夫よマレフィセントおば様!
マレフィセントおば様こそ気おつけてね?」


マレフィセント「私には恐ろしくて近づくものもいまい」


そう言って高らかに笑うおば様


おば様と別れて少し疲れたので廊下に出る


貴方「はぁ…
人間の世界のパーティーってこんなにも疲れるのね、」


「お疲れですか?
お嬢さん」


後ろから声をかけられ不意にも驚いてしまう


そこには青のスーツを着た男性が


貴方「えっと、、、あなたは?」


「おっと失礼
私はトレメイン夫人の手下のルメインと申します」


貴方「私は、Aと申します
アースラの娘よ」


ルメイン「おや、貴方でしたか
あの噂の娘さんとは」


貴方「噂、、?」


ルメイン「とても美しい人魚が居ると噂になっています」


貴方「そうなの」


ルメイン「いかがですお嬢さん
私にエスコートさせて頂けませんか?」


貴方「え、あ、いや、えっと、、、」


ルメイン「お疲れの女性を癒すのも紳士の嗜みですので」


相手もヴィランズなわけだし、パーティー会場だし魔力も使えないし、ルメインに押されてどうしようと試行錯誤していた時だった


いきなり腕をひかれると気づけば誰かの腕の中にいた


それは、嗅ぎなれた海の匂い


落ち着く、あの匂いだった


「悪ぃなぁ色男
この方は俺と約束があるんだ
ナンパなら他を当たってくれよ」


貴方「ジョー、、、!」


ルメイン「おや、これはこれはアースラ様の手下じゃないか
先客が居たのならば仕方がない
それに、これ以上のお誘いはそちらの騎士(ナイト)に殺され兼ねないからね
失礼するよ」


そう言ってどこかに去っていく


貴方「あ、の、ジョー、?」


エイトフット「すみません、少し来るのが遅くなりました」


貴方「う、ううん
困ってたからちょうど良かった
ありがとう、」


二人の間にはやはり気まずい空気がながれていた

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作者名:まい | 作成日時:2019年4月22日 23時

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