寝る時間 ページ10
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掴んだ腕は熱くて、自分と同じ体温に少し安心する
ハル「…あの、確かに流されているように見えたかもしれないけど…
別に、誰にでもあんな…嫌じゃない、というか……
触れてほしい、なんて…思えないです…」
精一杯伝える
ローさんの考えてることは分からないし、私の勘違いかもしれないけど、それでも伝えた
ローさんの目はこちらに向いていて、そのきれいな黒目が揺れている
ロー「……ハル。」
ハル「…はい。」
その低めの声がいつもよりはっきりと耳に届く
ロー「…それは…
自分の意思でこうしてる、
それから
クルーになる、
そう捉えていいのか?」
ローさんは体をこちらに向けて、そう聞いた
もちろん全て自分の意思だ
そして
…ローさんに想いを伝えるということは、
兄さんもいるから、すぐにとはいかないが
船ができたとき
私もクルーとして…その船に乗りたいということを示す
ハル「はい。」
ロー「……そうか。」
そう言って大きく息を吐いたかと思ったら、ローさんはしゃがみこみ、下を向いた
ハル「…ロー、さん?」
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みかんちゃん(プロフ) - 楽しみにしてます(´˘`*) (2019年10月24日 8時) (レス) id: 5684880501 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:和陽 | 作成日時:2019年9月27日 12時