#3 ローの好きな人【ONEPIECE】

挨拶 いまに向けて ページ23

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ペンギン「せんちょーーー！！

麦わらの一味がもう出航するみたいです！
あと、頼まれたの持ってきましたよー！」



ペンギンさんが走ってこっちに向かってくる
なにか紙を持っているみたいだ

かなり探したようで、ローさんのもとに着くときには息切れしていた



ロー「そうか、わかった。その紙はパウリーに渡しておけ。

ハル、行くぞ。」



ハル「あ、はい！」



歩き出すローさんについていこうとするが、
一瞬後ろを振り返る



ハル「兄さん！ありがとう！」



大きく手を振って、感謝を伝えた
まだ最後じゃないけれど、精一杯伝わるように大きな声で。


そして、私を待ってくれているローさんのもとに急ぐ

私に目を向けるローさんは優しく笑っている




___もう船長って呼んでいいんだ




そう思うと私も自然と笑顔になる




ハル「船長！」


ロー「なんだ？」



その返答に今日の朝を思い出す

頬がゆるゆるだ
ふにゃふにゃしてるって言われるかもしれない



ロー「……ふにゃふにゃするな、まだ行くところがあるんだ。」



やっぱり。



ハル「はーい！」


ロー「黒足屋、一応挨拶したいだろ。

ペンギンが麦わら屋が出航すると言っていたからな、急ぐぞ。」



そう言って、ガレーラから港に向かった

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