お風呂 ページ3
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ごはんを食べ終えると、ローさんは私にお風呂に入るように言った
ロー「着替えは置いとく、俺は少し部屋にいるから風呂は気にせず使え。」
ハル「ありがとうございます…お先に入らせてもらいます。」
なんだか戻ってきてからローさんはどこか上の空みたいだ
数時間前だったら、ことあるごとに私をからかい、喉を鳴らして笑っていた
お風呂についてからかわれたかったとか、そんなことはではない
ただ、なんとなく、考えごとがあるような様子が引っかかった
外に出ているあいだに何かあったのかなんて考えながらお風呂に入る
ロー「着替え、ここに置いておく。」
ドアの向こうから声が聞こえる
ハル「ありがとうございます。」
わざわざ取りに行ってくれてありがたいなーとか
何か考えごとあるんですか、とか
ローさんといるときはいつもたくさん聞きたいことが思い浮かぶ
でも、ローさんの口数の少なさに乗せられるようにこちらも口数が減る
我慢してる、とかではなくて、ひと言ひと言に色々意味が含まれてるし、含めるようになる
…とても、不思議な感覚がする
普段、私はすごい静かなわけではない
どちらかというと喋るほう
色々考えながらも、しっかりといつもより念入りにシャンプーを泡立てた
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みかんちゃん(プロフ) - 楽しみにしてます(´˘`*) (2019年10月24日 8時) (レス) id: 5684880501 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:和陽 | 作成日時:2019年9月27日 12時