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挨拶 ガレーラ ページ19







ハル「兄さん!」



外に出て1番ドックに入った

ローさんが道中に言ってたとおり、兄さんは疲れてるみたいで、背中がいつもより頼りなさげだ



パウリー「ハル!!」


こっちに気づいたと思ったら、けっこうな速さで走ってくる


パウリー「ローから聞いていたが、無事でよかった!

ごめんな、ろくに事情話さずに振り回して…
不便なかったか?困ったことなかったか?」



矢継ぎ早に話す兄さんに少し呆れつつ、自分そっちのけで心配してくれることにやっぱり嬉しくなる

ローさんはそんな兄を見て少し驚いている

異性に慣れてない兄さんは、基本仕事のときは強面の厳しい人に見えるだろうから仕方ない



ハル「兄さん、大丈夫だって。
それより、そんなボロボロで、しかも働き詰めって…どうしたの?」


パウリー「ぇ、あ、人手不足でな
しょうがなくだ、しょうがなく。

…にしても、お前ら二人でどうしたんだ?ローだけならわかるが。」



ハル「あ、そうなの、相談が「許可を貰いに来た。」…!!ローさん!」



まだ本題に入るにはちょっと早い気が…

構わずローさんは話を進める



ロー「お前の妹をクルーにする。」



言っちゃったよ…絶対に早すぎた
話には順序があると思うんですよ…

兄さんは口を開けたまま固まって動かない



ロー「…心配だろうが、合意の上だ。」


パウリー「合意……でも、お前、それって

…海賊になる、ってことだよな?」




兄さんの言葉に素直に頷く



パウリー「……」



黙る兄さん

怒っているというよりは傷ついたような表情をしている



ハル「兄さん…?」




呼びかけても兄さんはこちらを向かない

ローさんはただじっと兄さんに視線を向ける





パウリー「なんで…なんでこんなに…」





兄さんの低い声が耳に響いた

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設定タグ:ONEPIECE , トラファルガー・ロー   
作品ジャンル:恋愛
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みかんちゃん(プロフ) - 楽しみにしてます(´˘`*) (2019年10月24日 8時) (レス) id: 5684880501 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:和陽 | 作成日時:2019年9月27日 12時

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