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挨拶 ページ16







伝えていない、伝えられていないという事実に気がついて呆然とする



伝えられていないのに喜んでた自分が恥ずかしいし、伝えていない自分が不思議でたまらない









…ちゃんと伝えよう





タイミングは分からないけれど、おそらくクルーに正式になったときがベストだ



今日にでも兄さんに話して、許可を貰わないと。



そう決心して朝の準備にかかった



着替えて、髪を一本で結び、

顔を洗ってしゃきっとする



さっきまでふわふわしていた気持ちを押しやり、地に足をつけた



やることが明確になったからか、なんだか背筋が伸びる気分だ

ローさんの隣に立つのだから、こんなことで浮かれてふわふわしてちゃいけない



少しの覚悟を固めて、規則的な音を立てながら頭の中を整理し、朝ごはんの準備をすすめた




…トントントン…



包丁の音が響く




ガチャ


ハル「…!ローさん!おはようございます!

ぁ、あと、ぉ、おかえりなさい…」


ドアが開いたのを合図に、ドアの方に向き直って、たどたどしくも慣れない挨拶をする



ロー「…?あァ、おはよう。

……ただいま。」


ローさんは不思議に思いながらも返してくれた



ハル「…ごはん、もうちょっとかかるので、ちょっと待っててくださいね、」



パタパタと足音を響かせながら急いで準備をする

私の変な様子に怪訝な顔をするローさんは帽子を外して席に座る



ロー「そんなに急がなくていい。

それから、飯を食べたら出かけるぞ。
お前の兄のところと…そうだな…他にもまわる。」


ローさんは少し考えるように、手であごを触る

挨拶→←朝



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設定タグ:ONEPIECE , トラファルガー・ロー   
作品ジャンル:恋愛
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みかんちゃん(プロフ) - 楽しみにしてます(´˘`*) (2019年10月24日 8時) (レス) id: 5684880501 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:和陽 | 作成日時:2019年9月27日 12時

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