検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:75,459 hit

寝る時間 ページ8








今日の昼前にも見た、この体勢で見た意地の悪い笑顔ではなく、もう完全に見切っているような表情


ハル「…能力使うと疲れますよ。」

ロー「それは今はどうでもいい、お前に事の重大さを伝える方が大事だ。」



そんなに馬鹿にしなくてもいいと思う

ローさんは本気で嫌がることはしないという安心感があるから、この体勢になっても焦らない

…触れている箇所は少し熱いが。



ハル「もうわかりました、ので、降りてください。」



早めに反抗の意を示す



ロー「…いーや、わかってない。」




ローさんの両手が私の手首を再び抑える
ベットは軋み、逃げ道はなくなる

二度目にして慣れてしまっているのは悲しいが、足がつりそうなんてことはない




ロー「お前は、俺をいい人、のように見ているみたいだがな、

嫌だ。だけだと、俺は止めねぇぞ。

……本気で嫌なら逃げるだろうからな。」



部屋が薄暗いのもあるが、下を向いているせいでローさんの顔には影が落ちている

抑える手の強さは強いけれど痛くはない



ハル「…ぃや、じゃないです…」



初めて触れられて錯覚しているだけかもしれないと思っていたけど、二度目になっても触れられたいと思っている今を考えると、嫌だなんて答えられない


目の前のローさんは少し目を見開いて驚いている様子だ



ロー「…まさか、お前に求められるなんてな。」



その声は子供がおもちゃを手に入れて楽しそうにしているように聞こえるが

目が合って妖しげな笑みを見て胸が音を立てる





早くあの甘い匂いに触れたい




光るピアスが揺らして、距離が近くなる

寝る時間→←寝る時間



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (54 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
183人がお気に入り
設定タグ:ONEPIECE , トラファルガー・ロー   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みかんちゃん(プロフ) - 楽しみにしてます(´˘`*) (2019年10月24日 8時) (レス) id: 5684880501 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:和陽 | 作成日時:2019年9月27日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。