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好きなもの ページ8
お昼ごろ、急いで兄のもとに急ぐ
けっこう大荷物だ
？「ハル、荷物…持つぞ。」
ハル「あ！アイスバーグさん！
おはようございます！
荷物はそうですね…じゃあ、ひとつだけお願いしてもいいですか？」
持ってもらうのは少し気が引けるが、親切を無下にするのはできない
荷物をひとつ手渡す
ア「パウリーの弁当と差し入れか。
いつもありがとうな。」
ハル「いえいえ！むしろ、みなさん食べてくださって嬉しいです！」
そんな調子でアイスバーグさんと話していたら、いつの間にか作業場に着いていた
兄の姿を探す
…あ、いた
見慣れた金髪と大きい背中を見つける
アイスバーグさんにお礼を言って別れ、
兄のいる方に足を進める
ハル「兄さん！お昼持ってきたよー！」
いつも通り呼びかけると振り返る兄
パウリー「おー、ハル！ありがとな！
ごくろう、ごくろう。」
いつもの軽い労いは私の耳に入ってこなかった
振り返る兄の肩越しに見慣れない人と目が合う
…誰だろう？
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作者名：和陽 | 作成日時：2019年9月13日 17時
