♯ ページ48
�犢�せになろうな？��
蘭の声が聞こえたと思えば、何かを刺すような音と痛みが体を襲う。
『……っ………』
両手を痛む場所に添えると真っ赤に染まった手と突き刺さるのは私のナイフ。
「…大丈夫。…俺も、行くから。。」
『らっ、ん………』
倒れ込む私の体は地面に叩きつけられて、寝転んだ顔の横には私の指が転がった。
欲しかったの。
欲しくて堪らなかったの。
誰かの物じゃなくて、蘭との指輪を付けたかった。
考えたら走馬灯のように思い返して痛みなんて関係なく涙が溢れて仕方ない。
「……し、ん……」
『…っ…な、に……？』
蘭の言葉は耳に入ってこなくて、転がった薬指を拾いあげながら�猝多�だ�瓩辰董�
「愛してるよ、Aの事。指が無くても、俺は…愛してる。」
『…わ、…っし……も…』
私も蘭を愛してる。
微笑んだら優しく蘭も笑ってくれて、そっと真横に置いてくれたのは指輪が嵌った私の指。
「ずっと、一緒だから…な？」
『……んふ、ふ……やっと…だ…っ』
痛む感覚は寒気へと変わり�牋Δ靴討覘瓩肇�スをくれる蘭に唇だけが熱くなって視界はぼやけて目を瞑る。
��A��
名前を呼ばれて目を開けたら同じように私の隣に寝転ぶ蘭。
「Aっ……兄ちゃ、っ…ん‼︎」
竜胆の叫び声だけ、はっきり聞こえて。
『……ら……んっ。』
「手、つな……ご？」
薬指が無い左手を蘭の左手に添えて握った。
「俺っ、の……ゆ、びわ…が…外れた時は……」
いつか言ってた蘭の言葉
�爐海了慘悗�外れる時はいつだろうな。��
「Aが……っ、俺とっ、死ぬとき。」
私がこのまま逝くとすれば、これが心残りだったと思う。だけど、やっと聞けたから少し笑って、真横に寝転ぶ蘭の顔に、残った力でキスをした。
「つ、ぎっ…も、俺で…いい？」
『ら…い、せ…でっ、会っても……』
力が抜けて次の言葉が出て来ない。
�犁�きろって！��
周りの声が遠く聞こえてくる。
お願い。
そっとしてて？
邪魔をしないで。
やっと……
繋がったから。
だからね？
次、蘭に出会えても
迷信であっても…
私には蘭しかいないから
たぶん、また言うと思うの…
�犹笋了悗鮴擇衢遒箸靴討曚靴ぁ���
と
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蒼空(プロフ) - うささん» こんばんは^_^感動してくれてありがとうございます‼︎嬉しいw最後の終わり方に迷いがあって…。感動って言葉に吹っ切れました‼︎ (4月9日 19時) (
レス) @page50 id: e2f5a100dd (このIDを非表示/違反報告)
うさ - めちゃくちゃ泣いてしまった…感動した（т-т） (4月2日 16時) (レス) @page50 id: 4170d6f2b7 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - じろにゃん★さん» 本当に支えてくれてありがとうございます^_^無事完結しました！期待に添えてない結末に本当に申し訳ない…。次回作が出来たらまた、応援して下さい。本当にありがとうw (3月24日 22時) (レス) id: e2f5a100dd (このIDを非表示/違反報告)
じろにゃん★ - うぅ…せつないです（ ; ; ）更新待ってます。 (3月24日 20時) (レス) id: 55a6953e17 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - じろにゃん★さん» いつもありがとうございますw期待に応えられるかですが頑張ります^_^ (3月21日 19時) (レス) id: e2f5a100dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼空 | 作成日時：2023年6月11日 9時
