♯26 ページ27
晴れ渡った空にポツンとひとつ小さな教会。そこには蘭以外の皆が清楚をして待ち構えてる。
「A…久しぶり。元気だった？」
『…久しぶりだね。……ちゃんと生きてたよ。竜胆』
ただ私の着ている服は純白でもない普通のドレスで月日が経つのは、私が思ってるより早いもの。
「ちゃんと、来たな。」
『…来なかったらマイキー怒るでしょ？』
「別に、怒らねぇよ。」
�猜屬靴騰瓩半欧貌�を打ちつけて泣いた日が昨日のように思えて、この1カ月は周りを避けるように遠くで1人過ごしたけど死ぬ勇気なんてのは無かった。
「何してた？暇してたんだろ」
『あー、うん。何人も殺して来たよ。春千夜と一緒でしょ？』
考えないようにと休み無しで働いた。
本当は今日だって、来たくなかったのに
「挨拶、行くぞ。」
マイキーの一言で歩き出す。
蘭はもちろん居ない。
誰も蘭の名前を口に出さないし、組織の人間じゃなくなった蘭に会うのも今日が最初で最後になる。
「A、大丈夫？」
�犢擬辞瓩修�書かれた扉前。
マイキーがコンコンとノックを三回鳴らしたら�爐匹Δ将瓩畔垢海┐申�の声
『…今さらでしょ、竜胆。…大丈夫。』
大丈夫なわけない。
何度も夢見た。幾度も想い続けた。そこに居るはずの自分の姿を…。
叶うわけないし、戻りたいとも思わないから。
使用人が内側からゆっくり茶色い扉を開けたら、目に映る純白なドレスを身につける女は笑って。机に置かれたピンクのブーケは丸みを帯びていて、これを幸せと呼ぶのだろう。
「Aさんだけ、入ってくれる？」
勝ち誇った顔が脳裏に焼き付く
忘れたい感情が湧き出て来そうで
引いたのは私なのに…。
失ったのは私の方なのに…。
何も言わないマイキーに肩を押されたら一歩前に進んだ足。
『愛さん。…おめでとうございます。』
頭を下げると�爐佞佞鱈瓩半个�声、後ろに目線をやるとゆっくり扉は閉まって、皆が消えた。
「ありがとう。……蘭を返してくれて。」
『………いえ。』
そっか。
そう言う事か。
「知らないと思った？w」
この日をこの女は待っていて
『…すいません、でした。』
私に償わせ
「謝らなくていいの。…許してあげる。」
忠誠を誓わせ
『……。』
「式が終わったら、消えて？」
全て奪う為、呼んだんだ。
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蒼空(プロフ) - うささん» こんばんは^_^感動してくれてありがとうございます‼︎嬉しいw最後の終わり方に迷いがあって…。感動って言葉に吹っ切れました‼︎ (4月9日 19時) (
レス) @page50 id: e2f5a100dd (このIDを非表示/違反報告)
うさ - めちゃくちゃ泣いてしまった…感動した（т-т） (4月2日 16時) (レス) @page50 id: 4170d6f2b7 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - じろにゃん★さん» 本当に支えてくれてありがとうございます^_^無事完結しました！期待に添えてない結末に本当に申し訳ない…。次回作が出来たらまた、応援して下さい。本当にありがとうw (3月24日 22時) (レス) id: e2f5a100dd (このIDを非表示/違反報告)
じろにゃん★ - うぅ…せつないです（ ; ; ）更新待ってます。 (3月24日 20時) (レス) id: 55a6953e17 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - じろにゃん★さん» いつもありがとうございますw期待に応えられるかですが頑張ります^_^ (3月21日 19時) (レス) id: e2f5a100dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼空 | 作成日時：2023年6月11日 9時
