・ side haruchiyo ページ40
来るって期待した俺が間違ってて、あの時の選択が間違いだった。
別にお気に入りでも何でもねぇから無くなったならそれでいい
「三途〜時計まだしてねぇの？」
「あ？、あぁ…忘れた」
手首を擦ってはまだかまだかと待ち続けてんだよ
電話しても出るはずもねぇし待ち続けねぇと、また会いに行って仕事なんて嘘つけねぇだろ
だからさ、早く持って来いよ
「三途さん？」
その考えを遮ったのは瞳さん
「これ、さっきAちゃんと下で会ったんだけど、渡してって」
差し出して来たのは小さい袋中身は見なくてもわかる。
「会いたいって思ったのは、俺だけかよ！」
受け取った袋を下に叩きつければｶﾞｼｬﾝって音がして全てが崩れたみたいな音で
何事かって視線を感じるのに俺にはもうどうでもいい
�犹暗咾気鶚�
しけた空気を変えるように瞳さんから名前を呼ばれて
「泣いてたの、Aちゃん。すれ違いは早く解消しないと、ほら早く」
拾ってくれた壊れた時計を受け取って
まだ間に合うなら、今度こそは
「A‼︎」
俯いて歩く後ろ姿を見間違わない。
『…春千夜っ…?』
振り返って名前を呼ぶ声が愛しい
「なんでお前、自分で持って来ねぇの？」
今も素直になれなくてごめんな？
『瞳さん、待ってるよ？』
やっと気づいた。
俺もAも全てが噛み合ってなかったって
「俺が待ってたのは…お前」
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蒼空(プロフ) - @じゅらさん» コメントありがとうございます‼︎同じ気持ちの読者様がいて嬉しいです(^^)これからもよろしくお願いします (12月9日 11時) (
レス) id: 5499ffd513 (このIDを非表示/違反報告)
@じゅら - 最高です！！！！！ 後、全然見にくく無かったし、 思い描いたら止まらないのマジ分かります！これからも頑張って下さい！お疲れ様でした！！ (*'ω'*) (11月28日 11時) (レス) @page49 id: d21974408e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼空 | 作成日時：2022年11月20日 17時
