・ side haruchiyo ページ37
この1か月お前を探した。
どこに居るとかわかんねぇのに、ひたすら探した
仕事と両立ってこんな難しかったか？ってぐらい
Aの事で頭がいっぱいになってんの
(三途さん、Aさん…見つかりました。)
「…行くからよ、場所送って」
Aが居たって聞いただけで嬉しいのは
変わった証拠だろ？
伝えなきゃ始まんねぇだろ？
早々と仕事を切り上げて1時間ぐらい車を飛ばした。
信号で止まればｿﾜｿﾜすんのは、Aのせい
�爐海辰舛任広�
と部下の一言に歩く足は早くなって
視線に映るのは俺が入りそうにない居酒屋
ｶﾞﾗｯて音を立てればｶｳﾝﾀｰで寂しく呑む女が一人
好きだった長い髪は肩ぐらいになってて
それでも後ろ姿は変わらない
「お隣…いいですか？」
�爐匹Δ将�
会えた事が嬉しいのは俺だけ？って
声を聞いて安心すんのはお前も一緒？
忘れたか？
俺の声も何もかも
「…A」
名前を呼べば振り向いて、俺の目にもお前にも
今お互いが映ってる
『…三途さん……』
綺麗な唇は俺の名前を呼んで、それが愛しくて
「……」
名前で呼ばなくなる程に忘れたか？
『仕事ですか？』
「…あぁ、」
こんな会話がしたいが為に飛ばして来たわけじゃねぇのに
「髪切った？…全然わかんなかったわ、後ろ姿」
『そうですか、三途さんは変わらない。』
名前から苗字に変わってんのが、これ程に苦しいなんてな
出会った最初の方が楽だった
「予定詰まってっから行くわ、元気でな」
目も合わせないAの横に金を置く
�狠気靴討伸瓩�言えないなんてな、馬鹿だな
去り際にそっと時計を外して遠い見えない場所に置く
あの時みたいに持って来て？
これしか会えないだろ
臆病なりの精一杯な伝え方を気づけよ
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蒼空(プロフ) - @じゅらさん» コメントありがとうございます‼︎同じ気持ちの読者様がいて嬉しいです(^^)これからもよろしくお願いします (12月9日 11時) (
レス) id: 5499ffd513 (このIDを非表示/違反報告)
@じゅら - 最高です！！！！！ 後、全然見にくく無かったし、 思い描いたら止まらないのマジ分かります！これからも頑張って下さい！お疲れ様でした！！ (*'ω'*) (11月28日 11時) (レス) @page49 id: d21974408e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼空 | 作成日時：2022年11月20日 17時
