天使と紳士の好きな人【JH,JS】 (ページ48)

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危機ページ48

JHside

どうしよう。

どうしたらいい？

なんで、。

なんで倒れているのが、、

血を流して苦しんでいるのが俺じゃなくてユナなんだよ。

散々傷ついたユナがなんで…

俺は、、俺たちはユナが入っていった手術室をただ眺めていた。

頭を抱えて、、

IN「オンニ！」

突然来た女の人と、なぜかTXTとそのマネージャー。

NE「イナ、落ち着いて。」

IN「落ち着けるわけないじゃないですか？！
どうして…どうして私達ばかりお互いに失わなきゃいけないんですか…」

あ、、この人、イナって言うんだ。
ユナの義家族。

YJ「ヌナなら、大丈夫ですから。」

SB「イナヌナも元気だして下さい。」

IN「ジョンハンって、どちら様ですか？」

俺は突然呼ばれて、泣き張らした目でイナさんを見た。

すると、ズカズカと近づいてきて、バチンと、音をならしながら俺の頬を叩いた。

IN「これで、もし。オンニに会えなくなったら、あんたを許さない。
あんたが全部悪いんじゃないって知ってる。
でも、オンニは生きようという意志があれば戦うひとなの！
なのに、オンニは強いのに戦わなかったのは、生きようとする意志がなかったから。
あんたのせいだから！あんたが、オンニに嘗めた態度取るから！
最低！二度とオンニに近づくな！
お前らもだからな！腐った視線でオンニを傷つけやがって！」

俺たちは誰一人として言い返さなかった。

もう、分かっていたから。

俺達が悪かったって。謝っても許されないって。

BG「ヌナ、落ち着いて下さい。」

NE「イナ、、おいで。」

マネージャーに抱きついて泣いているこの人。

JH「すみません。
謝っても許されないって、分かってます。
メンバーのみんなは悪くありません。
俺がユナを傷つけたからです。
本当にすみません。」

俺はイナさんに頭を深く下げた。