天使と紳士の好きな人【JH,JS】 (ページ41)

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崩れていくページ41

JHside

ユナと喧嘩して、精神が削れていた時、仲直りしようとサランに会社で相談した。

JH「何されたら許す？」

SR「今忙しいので、、公園、、人通りが少なくて、近くの。」

JH「知ってる。」

SR「そこに仕事が終わったら来てください。
待ってます。」

そう言って、サランは仕事に戻った。

あの公園は俺とユナしか知らないって思ってたけど、サランも知ってるんだな。

俺は宿舎に帰り、公園に向かった。

行くとサランは居て、一般的には可愛い笑顔で俺を見た。

俺の目には普通にしか見えないけど、、。
彼女の笑顔が世界一だから。((

SR「オッパとユナさんが喧嘩しているからって、、、悪いんです、。」

と、いきなり目に涙を溜め始めたサラン。

俺は反応に困っていた。

SR「オッパはサランが嫌いですか？」

JH「嫌いって、、。」

なんだよ。ユナと仲直りする方法を教えてくれるんだろ？

そう呑気に考えていた数秒前の俺を殴りたくなった。

サランにキスされた、。

SR「サランはオッパが大好きです。」

JH「、、分かると思うけど、俺はユナが好き。ユナしか、映らない。」

SR「ごめんなさい。
、手伝いがしたいです。でも、自信が無いんです。
だから、私は協力出来ません。」

泣き出して、そう告げて、走り去ったサラン。

俺は宿舎に戻り、眠った。

次の日。

仕事を終え、バンで移動をしている最中ユナが耳打ちでスンチョルに何かを聞いていた。

スンチョルは内容に驚きすぎたんだろう。
全部言った。

それを聞いていたジスは俺に聞かせまいと音ガンガンのイヤホンとヘッドフォンつけて、アイマスクまでつけてきた。

アイマスクを付ける時にチラッと見えたユナの顔、。

初めて会ったときと、怯えているときと、諦めているときと同じ、。

あの光を失った表情をしていた。

そのまま宿舎につき、俺は部屋に逃げた。

数十分経ってから、リビングに向かうと、ユナが居ないことに気づく。

20分どこかへ行くと言って帰ってないそう。
俺らはたくさん連絡をしたが返事は来なかった。

あの後、ユナが夜遅くに帰ってきた。
手にはカッターを持って、。

俺はユナのする事を阻止した。

俺は忘れていた。ユナは誰よりも弱くて、割れやすいと、。

俺が割ってしまったその花瓶から溢れてきた水や花びら。

俺はただ聞く事しか出来なかった。

俺は別れを告げられたが、今のユナに何も言えなかったんだ。

壊れそうで、俺は逃げた。