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傷とは、? ページ40

宿舎に着いても暗い雰囲気のままだった。


97line以降はヒョン達がおかしいのを察知して遠慮しているようだ。


ハニはというと、目を赤くしている。

少し聞こえたんだろう。



私はお風呂にも入ったが、宿舎に居場所が無くて、勢いで外に出た。


公園に行き、ただ涙を流した。

私だって人間だ。あんな視線を一度に向けられたら精神が削られる。


私が悪い訳じゃないのに、、。



あれからどれくらい泣いただろう。

一通り泣き止んで、宿舎に帰った。


リビングには誰も居なかったから、ソファーに座って、カッターを握り締めていた。



『疲れた。』



私はカッターを手首に向けて、切ろうとした。



JH「アホッ!!」



が、それはハニによって意図も容易く阻止された。

カッターは私の手からハニの手に移っていた。



『何するの?返して、。』



JH「嫌。返さない。何しようとしてたんだよ。」



『みんなが望んでいるようにこの世から消えようとしたの。』



JH「そんなのっ!」

『もう疲れたんだよ!人を信じるのに、。
浮気したのはあんたなのに!私を傷つけたのはあんたなのに!
メンバーのみんなは私が浮気したって、勝手に推測して、冷めきった視線を一度に向けてきて、ハニも、、メンバーのみんなも信じてたのに!
結局みんなだって、私をゴミとしか見てないんだ!ただのおもちゃとしか!
そんなのあいつらと何も変わんねぇじゃねぇかよ!』



JH「ユナ、。」



『うるさい!もう、あんたなんか彼氏じゃない。
私たちは別れたの!二度と彼氏面しないで!』



JH「、、っ。ごめん。」



ハニは涙を流しながら部屋へと戻っていった。


私もソファーの上で体育座りをして顔を伏せて泣いていると、肩に誰かが手を置いた。



『誰?、、って。』



「みっけ!ユナちゃん?」



『やめて。触らないで。』



「さっ!行くよ。」



『キャー!!』



私は意識を失った。

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作品ジャンル:恋愛
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莉衣(プロフ) - 名前変換お願いします (2021年2月17日 23時) (レス) id: d5f1a3f9c6 (このIDを非表示/違反報告)
みな - 名前変換ってできませんか?? (2021年2月13日 15時) (レス) id: c92bb00016 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:n | 作成日時:2021年1月17日 8時

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