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朝目が覚めてからというもの大忙しだった。
服を着替え、髪のセットをしてもらい、化粧を施してもらった。
輿に乗り、皇帝陛下が待つ場所まで向かった。
「皇后様が参りました。」
輿が止まり、一歩踏み出す。
輿から降りると沢山の臣下や兵士たちが道を開けて並んでいた。
皇帝陛下は階段の上で私を待っている。
私は顔が上がらず、ただまっすぐ前に進んだ。
『皇帝陛下にご挨拶を』
「堅苦しい令嬢だな。」
どこか聞いたことがある声に顔を上げると、そこには今にも頬が落ちそうなくらいニコニコ笑ったミンギュがいた。
MG「おめでとう。」
おめでとう。って何か私騙されてない?
え、初めから自分と婚姻させるために私を妃選抜に誘ったってこと?
どうして陛下直々にそんなことを?
混乱している私にクスッと笑ったミンギュは私のおでこに軽くキスをすると私の手を握った。
MG「これから、ペク・Aは余の妻であり、この国の母である。
堂々と生きよ。不自由はさせない。」
「「「万歳、万歳、万々歳。」」」
あまりにも愛おしそうに見つめてくるもんだから、顔に熱が集まって行った。
視線を合わせることも出来なくて、ふと周りを見渡すと臣下たちの列に並ぶウォヌと目が合った。
すぐに視線を外されたが、なぜか心が苦しくなった。
もし父上が濡れ衣を着せられて無かったら、私は国母だなんて大層な地位についていただろうか。
ただ平凡に大好きなみんなと幸せに生きたい。そう思うことがいけないことだったのだろうか。
MG「そなたは余に会うといつも悲しい顔をするんだな。」
悲しそうな顔をしているのは陛下の方なのに私を慰めるように頭を撫でてきた。
臣下たちの歓声も何もかもが頭に響いた。
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ゆず - ついにうぉぬくんが、、!これからの三角関係とても楽しみです!!🥹🥹 これからも投稿待ってます!! (3月23日 22時) (レス) @page31 id: bde4f3dec8 (このIDを非表示/違反報告)
凛諳;Rian(プロフ) - ぐぅゆぅさん» コメントありがとうございます。亀更新ですが、楽しみに見ていただけたら幸いです。 (3月23日 13時) (レス) id: 5745c88014 (このIDを非表示/違反報告)
ぐぅゆぅ(プロフ) - この作品が大好きで更新楽しみにさせていただいてます!無理せず自分の更新ペースで応援してます!ウォヌが出てくるの楽しみにしてます (3月23日 13時) (レス) @page27 id: 8ee3079dc2 (このIDを非表示/違反報告)
凛諳;Rian(プロフ) - とまとさん» コメントありがとうございます。他の作品から読んでくださっているなんて嬉しすぎます。これからもこの作品共々宜しくお願いします。 (3月21日 20時) (レス) id: 5745c88014 (このIDを非表示/違反報告)
凛諳;Rian(プロフ) - みゆさん» コメントありがとうございます。創作の苦労まで考えてくださり、本当にありがとうございます。私自身文を書くのが苦手なのですが、それでも待っていると言っていただき嬉しいです。これからもこの作品を宜しくお願いします。 (3月21日 20時) (レス) id: 5745c88014 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凛諳;Rian | 作成日時:2024年3月5日 11時